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STUDIO4℃、新作アニメ映画制作開始 2025年公開でテーマは地球温暖化

 映画『鉄コン筋クリート』(06)、TVアニメ「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」(22)などを手掛けるSTUDIO4℃は10日、2025に向けて、地球温暖化をテーマにした完全オリジナルアニメーション映画『Future Kid Takara』(仮称)を制作することを発表した。アニメ制作現場でのCO2削減に取り組みながら制作していく。

映画『Future Kid Takara』制作開始

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 2022年4月に公表されたIPCCの第6次評価報告書では今、人類は、1.5°Cに気温上昇を抑える軌道には全くのっておらず、今すぐに行動を起こし、2025年までに二酸化炭素の排出を減少に転じさせ、システムチェンジを実現しない限り、未来世代にとっては悲惨極まりない異常気象が頻発し、食料や水、難民の危機に見舞われる可能性が高いと強く警鐘を鳴らしている。

 この映画が公開される2025年は、人類にとっての「地球を守るラストチャンス」とも言える重要な時期。地球環境が抱える深刻な問題と、今、脱炭素に向けた行動を起こすことの大切さを、教科書的なアプローチではなく、親しみやすい「アニメーション映画」を通して、世界各国の多くの人が、地球の危機を知ってもらい、未来の人々がこの地球に住み続けられるように願い、「自分たちにできることの一つ」として制作するという。

映画『Future Kid Takara』制作開始

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 映画「Future Kid Takara」(仮)は、地球温暖化をテーマにした長編オリジナルアニメーション映画。脱二酸化炭素への啓蒙的な要素を基調に持ちながらも、「壮大な冒険に満ちたエンターテインメント」の物語となる。

映画『Future Kid Takara』制作開始

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■監督佐野雄太コメント
この作品は環境問題をテーマにした“SF冒険ファンタジー”です。私たちの表現手段であるアニメーションは、その一人一人の心を動かし、世界を変える力があるのではないか?そんな想いから生まれたのがこの『Future Kid Takara』です。起こりうる未来をアニメの王道である冒険ファンタジーとして描いたオリジナルストーリー。

映画『Future Kid Takara』制作開始

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それを、STUDIO4℃ならではの独特な世界観で表現し、最高のエンターテインメントとして多くの人に楽しんでもらいたいと思っています。そして、それを見た人の感動が世界の変化のきっかけになると信じています。人々の心に響く、日本のアニメーションの力を見てください。映画『Future Kid Takara』ぜひ、応援よろしくお願いします。

【スタッフ】
監督:佐野雄太
世界観デザイン・キャラクター原案:木村真二
企画アドバイザー:堅達京子
科学アドバイザー:江守正多
SF監修:高島雄哉
アニメーションプロデューサー:長谷川舜
アニメーション制作:STUDIO4℃
プロデューサー:田中栄子
企画・製作:Beyond C.

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