■『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』（31日／さいたまスーパーアリーナ）
　第14試合の「RIZIN VS Bellator全面対抗戦」“副将戦”で、RIZIN軍のクレベル・コイケに判定で勝利したベラトール軍のパトリシオ・ピットブルが、試合後のインタビューでクレベルとの再戦を希望した。

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　全5試合の対抗戦で唯一の現役王者対決となったこの一戦は、一進一退の攻防が15分にわたって繰り広げられたハイレベルな試合に。結果的に判定3−0でピットブルが勝利したが、「彼は攻撃を避けて、自分の顔にキックを当ててきた。もっと簡単に倒せると思っていたが、とても強かった」とクレベルを称えた。

　小さい頃からPRIDEを見ており、その後継イベントであるRIZINのリング、しかも1年の集大成となる大みそか大会に出場したことに「小さい頃からの夢がかなってとても幸せでした」と感慨深くなり、試合前の煽りVTRがPRIDEをオマージュしていたことから「感情をコントロールすることが難しかった」とも明かした。

　再戦したい理由は「彼は自分の打撃を交わして、私は彼の寝技を交わした。今回の対抗戦で王者対決でもベルトがかかっていなかったので、次はベルトをかけて戦いたい」と説明し、次は王座戦で圧倒することを誓った。

　クレベルの実力は「この階級で世界的にトップに入る選手だと思います。彼は自分のパンチを感じていたが避けていた。戦績も27フィニッシュで、そんな手と戦ったことはなかった。強い相手でした」と高く評価した。

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