人気グループ・King ＆ Princeの高橋海人（King ＆ Prince／23）が16日、都内で行われた映画『Dr.コトー診療所』公開初日舞台あいさつに登壇した。人気シリーズ16年ぶりの新作に新キャストとして参加した高橋に中江功監督から絶賛の言葉と、主演・吉岡秀隆（52）ら共演者から拍手を送られた高橋は「え、え、ドッキリですか？ドッキリじゃないですよね」とピュアすぎる反応で驚いていた。

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　今作は離島の外科医・Dr.コトー（五島健助＝吉岡）の姿を描いた大ヒットドラマシリーズの続編。コトーの妻となった看護師・彩佳（柴咲コウ）をはじめ、おなじみのキャストが再集結し、志木那島の“今”を描く。高橋は離島にやってきた医師・織田判斗を演じている。

　この日は吉岡、中江監督のほか、柴咲コウ（41）、大塚寧々（54）、生田絵梨花（25）、富岡涼（29）、泉谷しげる（74）、筧利夫（60）、小林薫（71）らが勢ぞろい。イベント終盤に中江監督は「本当に誰ひとりかけても成立しない作品ですが、海人くんにはちゃんと話してないかも。（上映が）始まる前だったので変にみなさんに印象を与えないように触れなかったけど、すばらしかったです、海人はブラボー！」と称えた。

　キャストや会場からの拍手に目をまんまるくした高橋に、中江は「高橋海人ではないと織田判斗は、できなかった」とさらなる言葉が。吉岡からも「本当にすばらしかったですよ」と褒められた高橋は「ありがとうございます」と恐縮しまくっていた。

　突然の絶賛に動揺しつつ高橋は「アイドルでずっとやっていて、デビューしてからやっと映像の作品に出させていただいて。芸能界ってまだこんなにすてきなところがあるんだ、と知れて。そこから頑張ってやっていきたいと思っていたので。その言葉を聞いて手が震える限りです」と感激。

　中江監督は、わざわざ司会にこの話題を振るようにお願いしていたそうで、高橋は「そんな誕生日的なサプライズが…生きてて良かったです。この作品に出れたことさえ幸せなのに…ありがとうございます！」と終始、恐縮しながらも笑みを浮かべた。