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【徳川家康 ゆかりの地】岐阜・南宮大社 関ケ原の戦いの陣所に 勝負事にご利益あり

 約40年ぶりに徳川家康公を単独で主人公とする大河ドラマ(『どうする家康』NHKで1月8日スタート)が放送される2023年。再注目される徳川家康のゆかりの地を定番スポットから現地取材で発見した穴場スポットまで不定期で紹介。今回は、関ケ原の戦い(1600年)で徳川家康に勝利をもたらしたと伝わり、金運や勝負事にご利益があることで知られる「南宮大社」(岐阜県不破郡垂井町)を紹介する。

東海道新幹線からも見える岐阜・南宮大社の大鳥居(写真提供:南雲大社)

東海道新幹線からも見える岐阜・南宮大社の大鳥居(写真提供:南雲大社)

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 関ケ原の南東に位置する南宮山の山麓に広大な境内地を有し、大きな赤い鳥居は、東海道新幹線の岐阜羽島〜米原間の車窓から見えるほど。歴史も古く、社伝によれば、神武天皇の頃(伝承の時代)が始まりとされる。

 日本では、今から2000年ほど前、弥生時代の終わり頃に金属の作り方が伝わったといわれているが、農具や武器、仏像を作るのにも、金属は欠かせないものだ。そんな金属・鉱山を司る神・金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)をまつった社は、崇神天皇の御代(古墳時代)には現在の地にあったそう。古くは「仲山金山彦神社」と称され、平安時代にまとめられた「延喜式神名帳」には「名神大社」としてその名が記載されていた。やがて、美濃国国府から南方に位置するため、「南宮大社」といわれるようになったと伝わる。

朱塗りがとても美しい岐阜・南宮大社 (C)ORICON NewS inc.

朱塗りがとても美しい岐阜・南宮大社 (C)ORICON NewS inc.

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 鎌倉、室町、戦国の世を通じて、多くの崇敬を受けてきた南宮大社だが、1600年の関ケ原の戦いの兵火で建物は焼失。現在の建物は、1642年、春日の局の願いを受け、三代将軍・徳川家光によって再建されたもの。本殿・拝殿・楼門・幣殿・高舞殿など、和様と唐様が混合した「南宮造」の朱塗りが美しい。徳川家の家紋「葵(あおい)の紋」がある建物もあり、境内18の建築物が、国の重要文化財に指定されている。

 今もなお、全国の鉱山・金属業の総本宮として深い崇敬を集めている南宮大社を訪れるおすすめのタイミングはいくつかある。まず、これからの季節、冬だ。境内の至るところに植えられているの御神木の「白玉椿」の花が咲く時期が12月〜4月。椿は、真冬でも濃い緑の葉をつけていることから、不屈の生命力を示し、繁栄を象徴する木として古くから珍重されてきた。南宮大社が贈ったわけではないが、家康が江戸幕府を構えた時、祝いの品の中に白玉椿もあったたという。“八千代の栄え”“長寿”の願いが込められていたのだろう。

岐阜・南宮大社を徳川家が再建した証の「葵(あおい)の紋」 (C)ORICON NewS inc.

岐阜・南宮大社を徳川家が再建した証の「葵(あおい)の紋」 (C)ORICON NewS inc.

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 そして、秋、11月。南宮大社の宝物殿には、超貴重な刀剣を所蔵されていることでも知られる。平安時代の初代三条宗近作の「三条」、室町時代に奉納された備前國長船の刀工、康光(やすみつ)作の「康光」、奈良時代の「鉾(ほこ)」の3つの重要文化財は、毎年文化の日(11月3日)にのみ一般公開されており、毎年多くの刀剣ファンが訪れる。そして、11月8日に行われる「ふいご祭り(金山祭)」も一見の価値ありだ。野鍛冶の方々が古式の作法に則り、実際に刀を鍛錬し、ご神前に奉納する儀式で、当日は全国から金物業・鉄鉱業・鍛冶屋の方が社業の繁栄・安全祈願に訪れる。

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  1. 1. 【徳川家康 ゆかりの地】岐阜・南宮大社 関ケ原の戦いの陣所に 勝負事にご利益あり
  2. 3. 【徳川家康 ゆかりの地】岐阜関ケ原古戦場記念館、“動く合戦図屏風”を制作中

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