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小暮哲朗、コロナ禍で広がった活動フィールド 12・9に“小暮ファミリー”と50周年記念コンサート臨む

 全国のコミュニティFMにゲスト出演すること1300回余り。コミュニティFMの“キング”として知られるシンガー・ソングライターの小暮哲朗が、9日に群馬・昌賢学園まえばし小ホール(前橋市民文化会館)でプロデビュー50周年記念コンサートを行う。

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 小暮は1971年に東芝EMIから歌手デビュー。その後、自身でカラオケスナックを東京・西麻布で経営しながら活動を続けてきたが、2004年に代表曲「REMEMBER」が生まれたタイミングで店をたたみ、歌手一本でやっていくことを決意して歌手活動を再スタートした。

 大きな組織も持たず、一人でスケジュールを管理しながら歌を歌って歩く歌手活動の中で、小暮が見出した光明はコミュニティFMを中心とするラジオ番組へのゲスト出演だった。小暮は「コミュニティだけでなくラジオ局のスタッフの皆さんは本当に温かい。一度ゲスト出演すると、また是非出演してくださいと快く応じてくれる。そして応援してくれる。気がつけばゲストや電話出演の数も1300回を超えるまでになりました。1局1局のリスナーは多くなくても、点が面になることで絶対ムーブメントが起きるはずだと思い、今でも続けています」と思いを明かす。

 いつしかコミュニティFMのキングとなり、「REMEMBER」の認知度も高まる中、降って湧いたのが世界的な新型コロナウイルス感染拡大だった。

 「この2年間、ライブもできず、FM出演もままならず、大変落ち込んだ時期もありました。ただ、そんな自分を救ってくれたのが、『REMEMBER』を始めとする自分の楽曲をさまざまな形で知ってくれて良いと思ってくれている、地場で活躍し全国区を目指す歌手の卵たち。彼らから楽曲制作の依頼が相次ぎ、自分のやってきたことの正しさを感じ、前に進み続けることができました」(小暮)。

 すでに5組の歌手に10曲を提供。群馬では、小暮ファミリーとして知られるようになった。結果的に新型コロナウイルス感染拡大が小暮の活動のフィールドを広げる役割を果たした。

 そして、12月9日に行われる50周年記念コンサートでは、ファミリーが総結集することになった。群馬を中心に地道に活動している、あかぎ団、水沢巡美、柳沢あつお、下田敏江ら、総計11組が結集してコンサートを盛り上げる。

 コロナ禍になる前はCD発売で新曲をアピールしてきた小暮だが、現在はどうなっているのか。小暮は「今はCD化を控え、YouTube『哲朗チャンネル』を積極的に展開しています。ここで人気の16曲もすぐに聞くことができます。おかげさまで最新デュエット曲の『恋の公園通り』の評判が良く、すでに再生数が上位に来ています。うれしいですね。ただCDも諦めたわけではないので、来年にはこれまでに作った作品から選りすぐった12曲入りの記念アルバムCDを作ろうと企画しているんですよ」と展望を語った。

 近年、高齢アーティストの活躍が続く。そんな流れの中で、意欲を燃やし続ける小暮哲朗。海外からの反響もあるようで、SNS発信の時代ならではの世界への広がりにも期待をする。「REMEMBER」のヒットに向け、小暮の挑戦はまだ続いている。

【コンサート情報】
シンガー・ソングライター小暮哲朗50周年記念コンサート
日時:2022年12月9日午後1時45分開演
場所:群馬・昌賢学園まえばし小ホール(前橋市民文化会館)
ゲスト:あかぎ団、水沢巡美、柳沢あつお、下田敏江ほか
問い合わせ:TKMエンターテインメント TEL027(210)3172
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