俳優の當真あみ、北村匠海が24日、都内で行われた劇場アニメ『かがみの孤城』（12月23日公開）のプレミアイベントに出席した。

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　「2018年本屋大賞」を受賞した同作は、学校での居場所をなくし不登校になってしまった主人公・こころをはじめ、心に傷を負った中学生7人の冒険と成長の物語。閉じこもっていた中学生のこころの目の前で、ある日突然、部屋の鏡が光り始める。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物で、そこにはこころと同世代の7人が集められていた。城の中には秘密の「鍵」が隠されており、その鍵を見つけた者は、何でも願いが叶うという…ファンタジーミステリー。

　1000人を超えるオーディションを勝ち抜き、主人公・こころ役の座を射止めた當真は「最初はすごく驚きました。好きな作品で声優として関わることができて本当にうれしい」と感無量の表情。舞台あいさつは「初めて」と初々しさをのぞかせながら「とにかくいろんな人に見てほしいです！」と力強くアピールした。

　サッカーが得意で、誰にでもフラットに接する爽やかな少年・リオンを演じた北村は「日本勝ちましたね、スゴすぎます！」と、前夜の日本代表戦の勝利に浸りながら「きっとリオンも作品の世界の中で、きのうの勝利を喜んでいると思います」とほほ笑んだ。

　また、作風になぞらえて「何でも願いが叶うなら？」と問われた北村は「身長を184cmまで伸ばしてほしい」と切実に答え「小栗旬さんが184cmなんです。小学生のときにご一緒して（交流が）続いているんです。最近『身長伸びた？』と言われることが増えて、男性は30歳ぐらいまで身長が伸びるらしいんで、いけるかな？」と期待を寄せた。

　一方で現在の身長については「175〜8くらいという感じでやらせていただきたい。それくらい見栄をはらせていただきたい（笑）」と言葉を濁しながら「毎日牛乳は飲んでます！」とアピールしていた。

　イベントにはそのほか、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、梶裕貴、宮崎あおい、原恵一監督が出席した。

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