人気グループ・King ＆ Princeの永瀬廉（23）が10日、文化放送のラジオ番組『レコメン！』内で自身がパーソナリティーを務める『King ＆ Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』（毎週木曜　後11：30）に出演した。

　King ＆ Princeをめぐっては今月4日、来年5月22日にグループから岸優太（27）、平野紫耀（25）、神宮寺勇太（25）の3人が脱退し、翌23日のデビュー記念日より永瀬と高橋海人（23、高＝はしごだか）の2人組として活動することを発表。これを受けてこの日、5分繰り上げた午後11時25分に番組をスタートさせ、同50分まで、永瀬が率直に思いを語った。

　岸、平野、神宮寺から脱退の意志を聞いた際の心境を、永瀬は「ショックやった」と明かした。それは、3人の考えだけではなく「率直に気づかれへんかった、俺も何してたんやろと思った」と自身にも向けた。

　永瀬は「言うても人生、おのおのの人生だから、なにかに縛られる必要もないし、自分の思うタイミングで好きなこともするべきやと思う」と理解を示しながら、「いろいろつらいですよね」と漏らし、何度も涙ぐんだ。「なんて言うんやろ」「難しいな言葉が」と詰まりながら、ファンを思いやった。

　「（高橋と）2人でKing ＆ Princeとしてこれからも活動していくっていう部分は怖いし、不安やし。だって、最年少2人が、俺が最年長になるわけで。（3人に）すごい助けられてた部分もあったから。やっぱ悲しいですよね。想像できないですもん、今」としながら、「新たなスタートラインじゃないけど、俺と海人の2人が、King ＆ Princeを残してよかったなと（なるよう）、その判断が間違っていたと俺らは思いたくもない」と決意。

　「まだ涙が止まらない人もたくさんいるかもしれないですけど、いろんな憶測に惑わされず俺らから出た言葉を信じて、真っすぐ受け止めてもらえたら」とメッセージ。「いっぱいご飯食べていっぱい寝て、しんどかったら自分の体と気持ちと正直に、こらからも元気で日々を過ごしましょう」、最後は「長々とすいませんでした」と25分間に及んだ“独白”を締めた。