俳優の大泉洋、柴咲コウが7日、都内で行われた映画『月の満ち欠け』プレミアナイト試写会（12月2日公開）に登壇。有村架純、目黒蓮（Snow Man）、田中圭、伊藤沙莉、菊池日菜子ら豪華キャストも登場し、同作の撮影を振り返った。

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　今作は、直木賞作家・佐藤正午による同名小説を実写化。仕事も家庭も順調だった小山内堅（大泉）の日常は、愛する妻・梢（柴咲）と娘・瑠璃のふたりを同時に失ったことで一変する。そこへ、娘の瑠璃（菊池）が正木瑠璃（有村）という女性の生まれ変わりなのではないか、と言い出す三角哲彦（目黒）が現れる。「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という想いが起こした“奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリー。

　ラブラブの夫婦役を演じた大泉と柴咲だが、そんな演技に「僕はすごくこの家族のシーンが好きなんですけど、撮影時の柴咲さんとは変わり果ててしまった。こんな攻めた方じゃなかったんですよ（笑）」と同作では黒髪だったが、現在は毛先を金色に染めた姿に驚きを伝えた。

　大泉と柴咲は、ともに撮影では本当の夫婦のようだったと話すも、大泉は「すごく夫婦でのろけることだけが慣れなかった。なかなか私にないところでしたから、こういう夫婦もあるんだなと感じました。コウちゃんから言ってくれるといいなぁと思いましたし、生まれ変わったらこういう夫婦がいいなぁと思いました」と打ち明けた。

　柴咲は大泉について「ものすごい安心感があって偉大です。お芝居でも、俳優って思ったことを抱え込みがちなんですけど、そういうのを言わせてくれるし、大泉さんだともっとよりよりシーンにしようと思えるんですよね」とべた褒めだった。