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原田真二、デビュー曲めぐる吉田拓郎との秘話明かす「朝まで話し合った」

 前千葉県知事で俳優の森田健作がパーソナリティーを務める、ニッポン放送『青春の勲章はくじけない心』に、今年、デビュー45周年を迎えたシンガーソングライターの原田真二が出演する。デビュー当時を振り返り「もし吉田拓郎さんの曲でデビューすることになったら歌はやめていたかもしれない」と語った。この日の収録は、森田が都合で出演できなかったことから、代わりに森田を慕う俳優の京本政樹がピンチヒッターで登場し、アシスタントの西村知美と番組を進行した。

『青春の勲章はくじけない心』に登場した原田真二(C)ニッポン放送

『青春の勲章はくじけない心』に登場した原田真二(C)ニッポン放送

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 京本は「原田さんとは年齢も同じ。デビューもほぼ変わらないのに何故か会うのは今回が初めて」だったと言い、原田については「てぃーんずぶるーす」「キャンディ」「シャドーボクサー」と3枚のシングルを連続して出す、異例のトリプル・デビューしたことに触れ「当時は、凄いシンガーソングライターがデビューしてきた」と思ったと振り返った。

 原田は吉田拓郎や井上陽水泉谷しげる小室等の設立したフォーライフからデビューしたが当時、拓郎からは「真二の曲はわからん」と言われ、一切口を出してこなかったと言う。「とにかく僕の譜面を見ると『これは何だ』とも言われた。そういった意味では自由にやらせてくれたと思っています」。しかし、「デビュー曲については、拓郎さんが最後の最後まで反対していて、レコーディング先の箱根のホテルだったと思うけど、拓郎さん、陽水さんらを前に朝まで話し合ったんです。でも結論が出ませんでした。当時は暴走族や若者の非行が問題になっていて、僕の詞が、ちょっと強いメッセージ性があるということで問題になっていて、松本隆さんに詞をお願いする案もあったんです」と明かした。

 その一方で、拓郎の曲でデビューするという話もあったそうで、原田は「シンガーソングライターでデビューできないのなら、歌は諦めていたかもしれなかった」とも。ところが「朝方になって、僕がホテルのプールサイドを歩いていたら、そこに拓郎さんが来て、いきなり僕をプールに突き飛ばしたんですよ。びっくりしましたよ。確か5月ぐらいだったのでプールの水も冷たかったですからね。でも、実は、それがデビュー曲は『でぃーんずぶるーす』で行くぞという、拓郎さんからのメッセージだったんです」。

 それから45年。「早かったですね。でも、今は次のことしか考えていません」と言う。11月4日には記念のライブを東京・新宿のReNYで行う。「コロナもひと段落したので、思いっきりロックしたい」と意欲を見せていた。来年からは平和を訴えた「ピースコンサートをやっていきたい」とも語り「日本は世界で唯一の被爆国。そう言ったことを世界で共有すべき。その意味でも日本ばかりではなく、世界のアーティストにも呼びかけて、平和を発信できるイベントを開きたいと思っています」と意欲を見せていた。

 ニッポン放送は、原田をゲストに迎えた『森田健作 青春の勲章はくじけない心』をスペシャル版として3日午後3時から放送する他、FM NACK5も6日の午前6時半からの「森田健作 青春もぎたて朝一番!」で放送する。

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