歌手の石川花（15）が1日、東京・恵比寿ガーデンルームにて『Hanna Ishikawa -Debut Showcase-』を開催し、会場に集ったファンや関係者、総勢100人の前でパフォーマンスを行った。

【写真】その他の写真を見る

　ステージに登場し、デビュー曲となった「空に咲いて」をパフォーマンス。持ち味である透明感のある歌声を軸としつつ、声の伸びやかさやレンジの広さを活かしたボーカルワークを披露した。

　歌唱後には、お笑いコンビ・キャン×キャンのゆっきーがMC役として登場してトークへ。石川は、昨年『2022 ミス・ティーン・ジャパン』でグランプリを受賞してからモデルデビュー、そしてソロアーティストとしての始動など、怒とうの日々を「何もわからなかったんですけど、濃い1年でした。楽しいです」と回顧した。

　続いて、1stシングルに収録される「星空の約束」を披露。この曲がドラマ『運命警察』エンディングテーマに抜てきされたことを受け、「自分の歌声が流れているのが新鮮だったし、ビックリしました」と喜びを伝えながら、「ヘッドフォンをつけて歌うのも初めてで…」と初挑戦となったレコーディングやMV撮影についても語った。

　別れをテーマにした同曲について、石川は「中学3年生なので、卒業という意味で重なる部分があった」と語り、「歌詞の『それぞれの行く先で いつかまた出会えること』という部分が好きです」とお気に入りのフレーズも明かした。

　ゆっきーからのリクエストで再び「星空の約束」をパフォーマンスした際には、さらに一層リラックスした表情になり、ビブラートやファルセットといったテクニックのニュアンスもさらに精度を増していく。石川自身も「やっと緊張がとけてきました」とラストで語り、会場の笑いを誘った。

　そして最後には、「まだいろいろ慣れないところもあるんですけど、がんばります」とし、「応援よろしくお願いします！」とファンに伝えてイベントを締めくくった。

　石川は、昨年10月に行われた『2022 ミス・ティーン・ジャパン』にて応募総数7524人の中からグランプリとD-UP賞を受賞し、2022年3月からはセブンティーン専属モデルとしても活動中の現在15歳の女性アーティスト。7月13日にデジタルシングル「空に咲いて」でアーティストとしてデビューし、あす2日には1stシングル「空に咲いて／星空の約束」のリリースを控えている。