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世界進出の足掛かりに、LINEマンガが初の試み「報奨金給付プログラム」で創作活動を持続的にサポート

 電子コミックサービス「LINEマンガ」を運営するLINE Digital Frontier株式会社は、1日より「LINEマンガ インディーズ 報奨金給付プログラム(βテスト)」を開始。マンガ業界の未来を創るクリエイターが、持続的に収益を得られる新しいサポートの仕組みとなる。

1日より「LINEマンガ インディーズ 報奨金給付プログラム(βテスト)」を開始

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 「LINEマンガ」の日本市場における作家発掘事業は、著作権を作家が永久に保有しつつ自由に作品を発表できるオープンな場「LINEマンガ インディーズ」を立ち上げた2015年頃からスタート。これまでも、「LINEマンガ上でのトライアル連載」や「LINEマンガ インディーズ大賞」など、数多くの支援活動を続けてきた。「第5回アニメ化してほしいマンガランキング(AnimeJapan 2022)」で1位を獲得した『先輩はおとこのこ』(作者: ぽむ)も、“インディーズ事業”から誕生したスター作品の1つだ。

 そんな「LINEマンガ」が取り組む本プログラムは、「LINEマンガ インディーズ」上にて、月に2話以上の新規投稿がなされた作品に対し、“月間読者数”と“お気に入り登録数”による成果指標に応じて算出された報奨金を作家に給付(詳細はHP参照)するというもの。これにより、収益面でも創作活動をサポートしていくという初の試みだ。「LINEマンガ」でヒットを目指すことはもちろん、将来的にはグローバル展開を視野に入れていることから、対象作品がwebtoon形式であった場合は報奨金が2倍となるという。

 いち早くwebマンガ、webtoonの広まった韓国では、「LINEマンガ」関連サービスである「NAVER WEBTOON」に所属する作家の平均収益は約2,900万円、新人作家でも約1,500万円と言われている(2020年7月-2021年6月NAVER WEBTOON社が集計/日本円換算)。

 拡大を続ける電子コミック市場。グローバル展開やクロスメディア展開とも密接な「LINEマンガ インディーズ」での創作活動によって、大きな成功を掴み取ることも夢ではなさそうだ。

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