テレビ東京系ドラマプレミア23『警視庁考察一課』（毎週月曜　後11：06）の第3話が、きょう10月31日に放送される。

　同作は、秋元康氏が企画・原作を手がけるオリジナル作で、“事件の考察”を専門とした部署「警視庁考察一課」を舞台に繰り広げられるベテラン刑事たちの考察劇。訳あり刑事ばかりが集められる警視庁考察一課には、難事件の考察依頼が舞い込む。被害者は誰に殺されたのか、なぜ殺されたのか、個性豊かなベテラン刑事たちの考察が時にぶつかり、時に二転三転しながら、真実に迫る。

■第3話あらすじ
いまだ解決しない「顔面タトゥー連続殺人事件」に頭を悩ませていた考察一課に、柳沢慎三（柳沢慎吾）から、一家3人が消息不明という一刻を争う事件の依頼が届く。船越慶一郎（船越英一郎）は出かけてしまい、内藤昌志（内藤剛志）はこの日も京都旅行だった。今回は、山村楓（山村紅葉）、西村まさ雄（西村まさ彦）、高島誠子（高島礼子）、名取悠（名取裕子）、藤井龍（藤井流星）、徳永りえ（徳永えり）が考察にあたることになった。

すべては今朝、散歩中の藤間麻里子（松本海希）が迷い犬を発見したことから始まった。8時15分頃、犬は交番で保護されるが、よく見ると犬の服に赤い口紅で書かれた「たすけて」の文字と血痕があった。首輪に印字された携帯番号に電話しても応答なし。不審に思った巡査が飼い主の家を訪ねると、誰もいないのに鍵がかかっておらず、リビングに何者かと争った痕跡があり、ソファーから血痕が発見される。

この家に住んでいるのは、会社員の立花直也（荒井しき）、専業主婦の妻・香織里（松丸春奈）、小学生の息子・涼（西川晃一朗）の3人。周囲に聞き込みをするが、仲のいい家族でトラブルもなかったよう。資料に目を通しながら、考察一課は早速考察を進めるが、家族写真を見ても、仲睦まじいものばかり。そんな家族に何があったのか。

わずかな手がかりは朝7時半頃、見覚えのない車が停まっていたという近隣住民の目撃だけだった。そんな中、名取は筆跡から涼が書いたと思われる口紅のメッセージに、ある疑問を抱く。また、家族写真にどことなく漂う不自然さも気になっている様子。一方、藤井も「何か引っかかる」と自分なりの考察を語り、話を聞いた西村は顔見知りの犯行を疑い始める。そんないくつもの考察を重ねるうちに“仲良し家族”をめぐる知られざる事実が浮上する。