漫画家の秋本治が、16日放送のBS-TBS『Style2030　賢者が映す未来』（前10：00）に出演する。

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　同番組では、SDGsの達成期限である2030年に向けて、どう思考をリセットし、どう暮らしを変えていけばいいのかを語っていく。1976年のデビュー以降、『週刊少年ジャンプ』に40年間にわたって『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載を休むことなく続けてきた秋本だが、今回はSDGsのひとつ「働きがいも経済成長も」に着目した。

　秋本は、2年間のアニメーター時代に学んだ時間管理の大切さや、休載なしで40年の連載を可能にした「持続可能」なネタ探しの方法、多忙な漫画業界の労働環境を大きく改善した理由など“秋本流仕事術”が明らかになる。

　『こち亀』に登場する、家電や通信技術などが「未来を予言している」と話題となっているが、時代を読み解く先見性はどうやって磨かれたのか。秋本自らが、その秘密を打ち明ける。『こち亀』の連載期間中、インタビュー取材はあまり受けてこなかったそうで、今回の収録中に「こんなに長時間、話すのは珍しい」と話す一幕も。少年時代に芽生えた、漫画への強い憧れ、『ゴルゴ13』のさいとうたかをさん、『あしたのジョー』のちばてつや、『デビルマン』の永井豪ら、漫画界のレジェンドたちとのゴルフ交友録も披露される。