俳優の木村佳乃、藤木直人が5日、東京・早稲田大学の村上春樹ライブラリーで行われた『Power of Voice 声で体験する村上春樹の世界』に登壇した。 世界最大級のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスのAmazonオーディオブックAudibleで、5日から村上春樹氏の長編小説『海辺のカフカ』が配信された。朗読は、木村が担当している。また、藤木は、すでに配信されている『ねじまき鳥クロニクル』の朗読を務めている。 今回の仕事で朗読の難しさを存分に感じたそう。木村は「聞いてくださる方がイマジネーションしやすい感情の入れ方を心掛けました。朗読劇ではないので、なるべく自分の感情は入れなかった。泣きながら言っているだろうせりふも、ちょっとステップバックしたような」と、せりふ一つひとつに難しいポイントがあったという。 藤木も「そもそも小説を朗読するのが今回で初めて。どうしたらいいのか、とりあえずインターネットで検索しました。『朗読の仕方』と」と笑わせる。しかし、アテは外れたそうで「スゴく初歩的なことしか載っていなかった(笑)。これは、自分でやるしかないな、と」と気持ちを入れて収録に臨んだという。朗読劇ではないが「誰がしゃべっているのか、というのは聞いた時にわからないと。せりふだけで進む場面もあるので」と演じ分けのあんばいに気を使ったそう。 ただ、初体験という藤木の収録スピードは目を見張るものがあったという。木村が「風のうわさで藤木さんは1日、長い時間もやられていると耳にした」と水を向けると、藤木は「せっかちなもんで(笑)。17日間で3冊やった。プリントアウトされた原稿が、だいたい見開き2ページ分だったんですけど、数えたら1600枚ありました(笑)。『1日80枚』と言われたんですけど、もう少し行こうと思って1人で100枚行きました。6〜7時間、毎日やりました」と明かす。これを聞いた木村は「私、1日10ページだった。ゾーンに入って進まなくなって(笑)。多分、好きすぎて」と照れていた。木村の収録は約3ヶ月かかったそうで「終わるとき、毎日会っていた方に会えなくなると思って悲しかった」と、らしいエピソードをぶっちゃけて笑わせていた。
2022/10/05
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