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伊集院光、円楽さん訃報当日にラジオ収録「きちんとおしゃべりができる自信がありません」

 タレントの伊集院光が、3日に放送されたTBSラジオ制作の番組『三遊亭円楽のおたよりください』(OBSラジオなどで放送)に出演。落語家の三遊亭円楽さん(享年72)が9月30日に亡くなったことを受け、自身の思いを口にした。

伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

伊集院光 (C)ORICON NewS inc.

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 伊集院は「ニュース等でご存知の方も多いと思いますが、師匠が生きていたら『芸事っていうのは、そういうネタバラシをするもんじゃないよ』と言われるかもしれないですけども、今週1週間に関しましては、予め収録していたものはあったのですが、師匠の訃報を聞きました、その日の夜にもう1回録りなおしています。お聞き苦しいところ、たくさんあるかと思いますが、きょうもよろしくお願い致します」とあいさつ。

 続けて「本当にまだ頭の中が整理整頓できておりませんで、恥ずかしい話、きちんとおしゃべりができる自信がありません。修行が足りないんですよ。だから、師匠がもっと生きてくれないといけないんですよ。いついかなる時でも、みなさんが明るくなるような話を明るくできるようなところまで、指導を受けたかったんですけど、かなわず」との思いを口にした。

 その上で「もし師匠のことを思ってくださる方が、今ラジオを聞いていただけているのならば、師匠のために、お線香1本あげていただけませんか。申し訳ない、きょうはこの辺で」と呼びかけた。

 伊集院は1984年に、圓楽一門の三遊亭楽太郎(現:6代目三遊亭円楽)に弟子入りし、三遊亭楽大を名乗った。88年に二つ目に昇進し、90年頃まで落語家として活動していたが、その後自主廃業した。

 一昨年の『伊集院光とらじおと』では、当時の話をしながら、円楽さんが今後の自身の活動を「入口は誰でもいい。だけど、落語っていうものに惚れてください、好きになってください。そういうための裏方になりたい」と語った上で「お前も(落語を)やれよ」と伊集院に提案した。伊集院が「すげー爆弾を落としてきたな。もし、自分がけいこしてきたら聞いてくれますか?」と話すと、円楽さんは「いいよ。聞かなくたってわかるよ。(落語を)やっていたし(落語を)聞いている人は。できるできる」と呼びかけた。その後、昨年6月にはよみうりホールでの『二人会』が実現していた。

 伊集院は、円楽さんの療養中は同番組を担当し、復帰後もアシスタントを務めていた。番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる(※エリア外聴取はプレミアム会員への入会が必要となる)。

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