プロサッカー選手の三浦知良（鈴鹿ポイントゲッターズ）が3日、都内で行われた『ハイセンスがFIFAワールドカップを面白くするプロジェクト発表会』に登場し、11月20日に開幕する『FIFAワールドカップカタール2022』について、自身の注目ポイントなどを語った。

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　総合家電ブランド「ハイセンス」を展開するハイセンスジャパンは、『FIFAワールドカップカタール2022』の公式スポンサーとして同大会をサポートしている。その一環として大会をより盛り上げるべく、「ハイセンスがFIFAワールドカップを面白くするプロジェクト」を発足し、日本戦の現地レポート企画やYouTubeチャンネルでの番組展開などを発表した。

　同プロジェクトのアンバサダーに就任した三浦選手。自ら開催地・カタールへと赴き、独自の視点での日本戦レポートや、ハイセンスのYouTubeチャンネルにて自身のワールドカップ論を語るという。

　三浦選手は、グレーのスーツ姿で発表会のステージに登壇。ワールドカップ観戦時の楽しみを倍増させる"キングカズ流チェックポイント"などをテーマにしたトークセッションを行い、「日本らしい良い試合を期待している。躍動して欲しい」と日本代表にエールをおくった。一方で、「もし代表に選ばれたら、この仕事はキャンセルすることになっている」と笑いを誘いつつも、現役選手らしい熱い野望をのぞかせた。

　"ドーハの悲劇"で知られる、1993年10月にカタール・ドーハで行われたアメリカワールドカップ・アジア地区最終予選の最終節にも触れた。「絶望的な気持ちだった」と振り返りつつ、「当時は、社会情勢もあってまったく外出ができないほどの厳戒態勢だったんです。だから、ドーハの街の記憶がない」といい、29年ぶりに赴くカタールの地に「いろいろな想いを持って行ってきたいと思う」と想いをはせた。