俳優・中村倫也による初のエッセイ集『THE やんごとなき雑談』(KADOKAWA)の海外翻訳版が、台湾・香港・マカオで28日に発売される。中村が海外作家デビューを果たす。
雑誌『ダ・ヴィンチ』で2018年11月号から2年間にわたり連載したエッセイをまとめた一冊で、発売日当日に重版が決定するなど大きな反響を呼び、累計8万部(紙+電子)を突破していた。
“癒し系”“ゆるふわ”などと称される中村が、これまで見せてこなかったすべてをさらけ出し、連載開始時には「こうなったらとことん出してやろうじゃないか、 僕の隠したい恥部を!」と決意を語っていたが、その思いが海を越えることになった。
中村は近年台湾でも、出演ドラマの配信や出演映画・舞台のライブビューイングが続々と公開されるなど人気。現地の編集者が連載を読んで才能に魅了され、回の翻訳版発売につながった。
現地の担当編集者は「映画やドラマを通して著者を知った方に、文章やイラストなど、知られざる一面、才能も発見してほしい。ようやく台湾、香港、マカオの読者にも繁体字中国語版を紹介できます」と語る。
■中村倫也 コメント
「自意識の塊、 夜の空を飛ぶ。」本作連載時の一本目のエッセイのタイトルである。いやはや、ワタクシの拗(こじ)らせたアレやコレやが空を飛んで、海まで飛び越えてしまうとは 思ってもみなかった素敵な報せだ。
「なんだか原稿というものは“未来へ向けた手紙”みたいだ。この時差が、いつも少しだけ恥ずかしい」(※日本語版/本文P.46より)
かつての私から、現在の貴方へ。封を開いてページをめくって、ニヤニヤしてもらえたなら、この上なくうれしい。がんばれ!翻訳のひと!!
雑誌『ダ・ヴィンチ』で2018年11月号から2年間にわたり連載したエッセイをまとめた一冊で、発売日当日に重版が決定するなど大きな反響を呼び、累計8万部(紙+電子)を突破していた。
“癒し系”“ゆるふわ”などと称される中村が、これまで見せてこなかったすべてをさらけ出し、連載開始時には「こうなったらとことん出してやろうじゃないか、 僕の隠したい恥部を!」と決意を語っていたが、その思いが海を越えることになった。
中村は近年台湾でも、出演ドラマの配信や出演映画・舞台のライブビューイングが続々と公開されるなど人気。現地の編集者が連載を読んで才能に魅了され、回の翻訳版発売につながった。
現地の担当編集者は「映画やドラマを通して著者を知った方に、文章やイラストなど、知られざる一面、才能も発見してほしい。ようやく台湾、香港、マカオの読者にも繁体字中国語版を紹介できます」と語る。
■中村倫也 コメント
「自意識の塊、 夜の空を飛ぶ。」本作連載時の一本目のエッセイのタイトルである。いやはや、ワタクシの拗(こじ)らせたアレやコレやが空を飛んで、海まで飛び越えてしまうとは 思ってもみなかった素敵な報せだ。
「なんだか原稿というものは“未来へ向けた手紙”みたいだ。この時差が、いつも少しだけ恥ずかしい」(※日本語版/本文P.46より)
かつての私から、現在の貴方へ。封を開いてページをめくって、ニヤニヤしてもらえたなら、この上なくうれしい。がんばれ!翻訳のひと!!
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2022/09/21