俳優の菅田将暉、原田美枝子、長澤まさみらが出演する映画『百花』（9月9日公開）より、メイキング写真6点が公開され、本作で長編監督デビューする川村元気監督の現場に、『男はつらいよ』シリーズなど、数々の名作を生み出してきた日本を代表する映画監督の山田洋次氏、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和氏らが訪れていたことが明らかになった。

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　山田氏は撮影現場に訪れた際、川村監督、そして山田洋次作品に出演した経験のある菅田、原田らと、撮影の合間に仲良く談笑していたそう。是枝氏も真剣な様子で撮影現場を見つめ、その後、川村監督と撮影方法や映画のセットについて意見を交わしたり、笑い合ったりしていたという。

　ほかに、菅田や原田が一生忘れないだろうと語った、思い出深い諏訪湖での撮影の様子や、夫婦役の菅田と長澤の様子、そして撮影期間を完走した直後に川村監督と撮った笑顔の3ショット写真などが公開された。

　同作は、映画プロデューサー・脚本家・小説家として才能を発揮する川村が、2019年に発表した自身4作目となる小説を、自らの脚本・監督で映画化。記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉（菅田）と、すべてを忘れていく中、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子（原田）、親子の愛と記憶の物語。