俳優・吉沢亮が主演を務める、10月期のフジテレビ系月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』（毎週月曜　後9：00）に、甲本雅裕が出演することが5日、決定した。人材不足に悩むPICU科に臨時で応援に入るベテラン麻酔科医・今成良平（いまなり・りょうへい）を演じる。

　同作は、小児専門の集中治療室「PICU」をテーマにしたメディカル・ヒューマンドラマ。広大ゆえ「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われる北海道で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎（吉沢）が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描く。

　今成は武四郎が勤務する丘珠（おかだま）病院の麻酔科医。経験豊富なベテランで、冷静な判断力と正確な麻酔技術を兼ね備え、病院内で引っ張りだこの名医だ。裏表なく竹を割ったような性格で人望も厚い。稚内から緊急搬送されてくる少女の治療のため、PICU科長・植野元（安田顕）の呼びかけにより、急きょPICUの応援に入る。PICUには必要不可欠な人材だと、植野は根気強く熱烈オファーを送るが、今成はのらりくらりと交わして断っている。

　そんな今成だが、不器用ながらも愚直に小児科医という仕事に取り組む武四郎のことを気にかけており、武四郎が落ち込んでいる時はさりげない優しさで手を差し伸べる。優秀な麻酔科医・今成が、今後PICUとどのように関わっていくのか注目だ。

■甲本雅裕コメント
「面白い台本はあっという間に読めてしまう。読みながら場面の想像をしていると、早く現場に行きたくなりました！オジサンはオジサンとして、しっかりオジサンを務めたいと思います！」