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さだまさし、笑顔で高校生を讃える「この国はまだ大丈夫かもしれないと思った」

 シンガー・ソングライターのさだまさしが設立した『風に立つライオン基金主催』(公益財団法人)の『高校生ボランティア・アワード 2022〜持続可能な未来へ〜』が、8月16日・17日の2日間にわたり、東京の新宿住友ビル・三角広場で開催された。

『高校生ボランティア・アワード 2022〜持続可能な未来へ〜』に登場したさだまさし

『高校生ボランティア・アワード 2022〜持続可能な未来へ〜』に登場したさだまさし

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 2016年から行われている同イベントは、さだまさしが応援する「ボランティアの甲子園」。今年で7回目を迎えたが、一昨年、昨年はコロナ禍の影響によりオンラインでの開催となり、3年ぶりのリアル開催となった。全国の高校でボランティア活動をしている98団体、およそ500人の高校生が集まり、普段の自分たちの活動を発表し合い、交流を深めた。

 2日目のシンポジウムには、日本財団のHEROsアンバサダーを務める前WBAミドル級王者の村田諒太氏、国境なき医師団日本の事務局長・村田慎二郎氏などが登壇。「わたしたちの未来について」というテーマでSDGsなどをテーマに高校生たちと活発な意見交換を行った。

 また、1年目から応援団として参加している新羅慎二氏、ももいろクローバーZ、テツandトモも登場し、高校生たちに熱いエールを贈った。応援団のほか、協賛企業各社、大会を助成した日本財団などから、計23の特別賞が贈られ、さだは「香川県立三本松高等学校 三高みんなの食堂プロジェクト」に、「学校全体で自主的に52人ものリーダーが中心となって全校生徒で活動している」点を評価して、さだまさし賞を贈った。

 大会終了後の囲み取材で、さだは「コロナの第7波の影響で一般の方の入場をお断りしたことで、高校生同士の交流が活発にできた。これからの大きな転換点になるのではないか」と語り「がっかりすることも多いけれども、こういう志を持った子供たちが身近にいるだけで信じられるような気がする。この国はまだ大丈夫かもしれないと思った」と笑顔で高校生を讃えた。

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