俳優の室龍太が主演する、舞台『ON AIR 〜この音をキミに〜』が28日、東京・新国立劇場で開幕した。2020年に上演予定も、新型コロナウイルスの影響によって中止。ついに初演を迎えた同作の公開ゲネプロの模様、そして室、新内眞衣からのコメントが到着した。
今作は、『99.9 刑事専門弁護士』シリーズ、『極主夫道』、『探偵が早すぎる』などを手がけた人気脚本家で、さらに地元・神戸を拠点とした劇団PEOPLE PURPLEの主宰の顔も持つ、宇田学氏が書き下ろす完全オリジナル作品。とある地方のラジオ局を軸に、混沌とした現代で懸命に生きる人々の姿を映しだす。室は、音響効果を行う音効マンで、伝説の音効として本物の音にこだわり名を馳せる主人公の桜木真を演じている。
物語は大きなマイクを持ち、何かの音を録音する桜木から始まる。音とラジオはこの作品の大きな柱。真は、生まれつきの視覚障がいを持つ妹の鈴(羽瀬川なぎ)に、自分があちらこちらで録音、収集した音を聞かせることで世界を伝えている。真は風変わりで破天荒、図々しいくらい人との距離が近くて率直な男。実に憎めないキャラクターで、お試し移住で暮らし始めたほし観河町に、あっという間に溶け込んでいく。
最初はちょっと失礼じゃないかと感じていた、町役場の谷山茜(新内)や高校生の上島明人(小西成弥)すら、いつしかお節介で行動力抜群の真に影響され、変化していくのが面白いところ。一見穏やかで自然豊かなこの小さな町にも世知辛い現実があり、住民たちはそれぞれ過去や事情を抱えている。
真が働こうとしたFM局は潰れる寸前だし、孤独で酒浸りな老人・吉田治(螢雪次朗)がいたり、複雑な親子関係や父娘のいざこざが起きたり…。しかし、真は音とラジオ、行動力という武器を使い、壊れかけた人間関係や大切な何かをつないでいく。特に人と人の距離が遠くなりがちな今、ある種のヒーローと言える存在ともいえる。室は真そのものといえるくらいのハマり役で熱演、新内の町役場で働くリアルな女性像も光っている。
ほっこりする話ばかりかと思いきや、後半にはシリアスなシーンもあり胸に迫る。それでも、真が録音したさまざまな音、その臨場感は観る者をまるで旅したような気分にさせ、観劇後は清涼感たっぷり視覚ばかりに頼るのではなく、もっと耳をすませて生きるのも楽しいはず。普段、見えない、感じない大切なものをこの作品は教えてくれる、そんな作品に仕上がっている。
■キャストコメント
【室龍太】
こんにちは。室龍太です!
お待たせしました!お待たせし過ぎたかもしれません!
2020年に上演予定だった作品を今日2022年7月28日に開幕します。約2年の時を経て、皆さまにお届けできることを大変うれしく思います!
脚本・演出の宇田学さんの心温まる作品。
普段からラジオを聴いている方は、よりもっと愛していただき普段からあまり聴いてない方は、せひこの作品を観てラジオを愛していただきたいと思います!
大変厳しい世の中ではありますが、すてきなキャストさんスタッフさん素晴らしいカンパニーで力を合わせて楽しみながら誰一人欠けることなく最後まで突っ走って行きたいと思います!
【新内眞衣】
まずは、初日が無事に迎えられたことを本当にうれしく思います。
少ない稽古期間でしたが、楽しくのびのびとした時間を過ごせて、とっても仲良くなれたし、カンパニーに流れるやさしい雰囲気が大好きになりました。
いつも心地の良い笑顔が溢れる稽古場をそのままお届けして、観に来てくださった皆さんも同じ笑顔で帰っていただけたらうれしいです。
私の演じる谷山茜はいつも怒っている印象が強いけど、心は優しくて熱いものを持っているすてきな女性です。
茜はパーソナルな部分があまり語られないので、観ていただいたみなさんに想像していただきたいですね!
あと、随所に「ふふふ」って笑えるシーンがあるのですが、個人的には自治会長の高橋夫妻の掛け合いが大好きですので、そこもぜひ注目してみてください(笑)!
今作は、『99.9 刑事専門弁護士』シリーズ、『極主夫道』、『探偵が早すぎる』などを手がけた人気脚本家で、さらに地元・神戸を拠点とした劇団PEOPLE PURPLEの主宰の顔も持つ、宇田学氏が書き下ろす完全オリジナル作品。とある地方のラジオ局を軸に、混沌とした現代で懸命に生きる人々の姿を映しだす。室は、音響効果を行う音効マンで、伝説の音効として本物の音にこだわり名を馳せる主人公の桜木真を演じている。
物語は大きなマイクを持ち、何かの音を録音する桜木から始まる。音とラジオはこの作品の大きな柱。真は、生まれつきの視覚障がいを持つ妹の鈴(羽瀬川なぎ)に、自分があちらこちらで録音、収集した音を聞かせることで世界を伝えている。真は風変わりで破天荒、図々しいくらい人との距離が近くて率直な男。実に憎めないキャラクターで、お試し移住で暮らし始めたほし観河町に、あっという間に溶け込んでいく。
最初はちょっと失礼じゃないかと感じていた、町役場の谷山茜(新内)や高校生の上島明人(小西成弥)すら、いつしかお節介で行動力抜群の真に影響され、変化していくのが面白いところ。一見穏やかで自然豊かなこの小さな町にも世知辛い現実があり、住民たちはそれぞれ過去や事情を抱えている。
真が働こうとしたFM局は潰れる寸前だし、孤独で酒浸りな老人・吉田治(螢雪次朗)がいたり、複雑な親子関係や父娘のいざこざが起きたり…。しかし、真は音とラジオ、行動力という武器を使い、壊れかけた人間関係や大切な何かをつないでいく。特に人と人の距離が遠くなりがちな今、ある種のヒーローと言える存在ともいえる。室は真そのものといえるくらいのハマり役で熱演、新内の町役場で働くリアルな女性像も光っている。
■キャストコメント
【室龍太】
こんにちは。室龍太です!
お待たせしました!お待たせし過ぎたかもしれません!
2020年に上演予定だった作品を今日2022年7月28日に開幕します。約2年の時を経て、皆さまにお届けできることを大変うれしく思います!
脚本・演出の宇田学さんの心温まる作品。
普段からラジオを聴いている方は、よりもっと愛していただき普段からあまり聴いてない方は、せひこの作品を観てラジオを愛していただきたいと思います!
大変厳しい世の中ではありますが、すてきなキャストさんスタッフさん素晴らしいカンパニーで力を合わせて楽しみながら誰一人欠けることなく最後まで突っ走って行きたいと思います!
【新内眞衣】
まずは、初日が無事に迎えられたことを本当にうれしく思います。
少ない稽古期間でしたが、楽しくのびのびとした時間を過ごせて、とっても仲良くなれたし、カンパニーに流れるやさしい雰囲気が大好きになりました。
いつも心地の良い笑顔が溢れる稽古場をそのままお届けして、観に来てくださった皆さんも同じ笑顔で帰っていただけたらうれしいです。
私の演じる谷山茜はいつも怒っている印象が強いけど、心は優しくて熱いものを持っているすてきな女性です。
茜はパーソナルな部分があまり語られないので、観ていただいたみなさんに想像していただきたいですね!
あと、随所に「ふふふ」って笑えるシーンがあるのですが、個人的には自治会長の高橋夫妻の掛け合いが大好きですので、そこもぜひ注目してみてください(笑)!
2022/07/28