• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
オリコンニュース

吉本新喜劇・辻本茂雄、“恩人”間寛平GM就任への思い 若手もベテランも「死にものぐるいでやらないと」【インタビュー後編】

 吉本新喜劇辻本茂雄(57)が、今月25日〜31日に大阪・なんばグランド花月(NGK)で上演される『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める。新喜劇が間寛平ゼネラルマネージャー(GM)体制となるなか、平成以降をけん引してきた立役者の一人はなにを思うのか。このほど大阪市内でORICON NEWSのインタビューに応えた。(前・後編の後編)

『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.

『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

この記事の写真はこちら(全4枚)


■“緊張と緩和”吉本新喜劇ならではの笑いの真骨頂を突き詰めて

 辻本といえば、“茂造”のキャラクターや、特徴的なアゴをいかした“アゴネタ”で知られる。イジられて、イジられて…、ためてから大きくツッコみ、観客はわかっていても笑わずにいられない。辻本はこれを「緊張と緩和」と表現し、「ネタをふって、ネタをふって、ドーンと落とす。それを新喜劇は集団でできるからおもしろいんです。顔を知られていない若手でも大爆笑をとれるんです」と、新喜劇ならではの笑いの魅力を語る。

 さらに「『マンネリ化したらあかん』とか、ええカッコして言う人もいるんですけど、僕の場合はお客さんが観たいやろうというネタをしっかり作り込んで、ストーリーの中で違いを生み出していくんです。いまこそそれが大事だと思うんです」と説明を加える。

 辻本がこのスタイルを築き上げた背景には、大先輩・寛平の存在があるという。1990年代前半にアゴネタで人気を得たものの「これ一本で本当にいいのか?」と悩み、ネタをいったん封印。そこで寛平の座長ツアーに呼ばれ、ツッコミ役が開花した。「寛平兄さんが『辻本のツッコミめっちゃおもしろいぞ!』といろんな人に言ってくれて、僕は座長へと“脱皮”できたんです。寛平兄さんは僕の恩人なんです」と感謝を込める。辻本は1995年に新喜劇のニューリーダーに就任し、その後に座長を2019年2月まで務めた。

『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.

『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 一方、寛平は、今年5月、NGKで33年ぶりとなる座長公演を行い、もちろん辻本がメインキャストとして共演した。その熱気と笑いがたまらなかったという辻本は「33年ぶりやから、そら客が入るやろと言う人間もいるでしょう。でも、そうじゃなくて、そうやって呼び込める力を後輩の僕たちは学び、力をつけなければ」と尊敬の眼差しを送る。

 辻本は、だからこそ自身の公演では謙虚に、寝る間も惜しんで打ち合わせを重ね、作り込むのだという。「『辻本さん、打ち合わせ回数多いですね』みたいに言われるけれど、『こいつ何言うねん?』と。僕ら才能ないねんから、おもしろい本を作っておかないと。アドリブもやります。でも、基礎工事ができていないところにアドリブをつけても崩れるじゃないですか。ええカッコ言うヤツほどあかん。地味でも完璧に作り込んで、なにをやっても揺るがない舞台を準備したい」と熱弁する。

■絶対におもしろい舞台を作り続ける「それが芸人」

 辻本は、現在は後輩たちを見守り育てていく立場となり、寛平GMによる新体制に期待を寄せ、自身も協力を惜しまない。「新喜劇の座員は、みんなオモロない頃からそれなりに舞台に出してもらえるんです。自分たちもそれで育ててもらったんです。だから、座長はどんな座員が出てもウケるようにやってあげないと。若手も若手で腹をすえて、死にものぐるいでやらないといけない」とメッセージを送る。

『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.

『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 35周年特別公演では、“茂造”大暴れなど「ベタでめちゃめちゃおもしろい新喜劇」を準備しているという。「自分の舞台をずっと続けていくのは本当に難しいんです。絶対におもしろいものを作らないといけないですから。だけど、それが芸人やろと思うんです。死にものぐるいでやるのは、若手も僕も同じなんです。2年後、還暦では全国ツアーをまわりたいですね」と意欲満々だ。

■『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』
日時:2022年7月25日〜31日
場所:なんばグランド花月
出演:辻本茂雄、安尾信乃助清水けんじ、平山昌雄、吉田裕浅香あき恵
料金:前売・当日とも5000円(全席指定)

>このニュースの流れをチェック

  1. 1. 吉本新喜劇・辻本茂雄、“うどんの鉢”が導いた半生 競輪選手の夢絶たれ笑いが開花【インタビュー前編】
  2. 2. 吉本新喜劇・辻本茂雄、“恩人”間寛平GM就任への思い 若手もベテランも「死にものぐるいでやらないと」【インタビュー後編】

関連写真

  • 『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.
  • 『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.
  • 『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.
  • 『35周年特別公演 辻本新喜劇 in なんばグランド花月7DAYS』で座長を務める辻本茂雄 (C)ORICON NewS inc.

求人特集

求人検索

 を検索