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斎藤工、初代“ウルトラマンになる男”黒部進のコメントに感激「心の底から光栄」 ウルトラマンの日に聖地で上映会

 俳優の斎藤工樋口真嗣監督が10日、福島県須賀川市の須賀川市文化センター大ホールで行われた『シン・ウルトラマン』(公開中)特別上映回に参加した。

映画『シン・ウルトラマン』トークショーに参加した(左から)樋口真嗣監督、斎藤工

映画『シン・ウルトラマン』トークショーに参加した(左から)樋口真嗣監督、斎藤工

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 1966年の『ウルトラマン』の第1話「ウルトラ作戦第一号」が放送される一週間前の7月10日に『ウルトラマン前夜祭ウルトラマン誕生』という番組PRイベントが放送され、ウルトラマンがテレビに初めて登場。そんな記念すべき日は「ウルトラマンの日」と制定(日本記念日協会により認定・登録)されている。この特別な日を祝うため、斎藤と樋口監督が福島県須賀川市を訪問した。

 須賀川市は「特撮の神様」と称されるウルトラマンの生みの親・円谷英二さんのふるさとで、ウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と姉妹都市提携を結んでいる街。須賀川の駅前や市役所、駅前から続く松明通りなど、ウルトラヒーローや怪獣たちのモニュメントが街中に設置され賑わっているほか、『円谷英二ミュージアム』や、庵野秀明氏・樋口監督も深く関わっている特撮にまつわる貴重な資料の収集、保存、修復及び調査研究を行う『須賀川特撮アーカイブセンター』があるなど、『ウルトラマン』と縁の深い地での上映会となった。

映画『シン・ウルトラマン』トークショーに参加した(左から)斎藤工、樋口真嗣監督

映画『シン・ウルトラマン』トークショーに参加した(左から)斎藤工、樋口真嗣監督

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 イベントには須賀川市民を中心に約1000人の観客が参加。ホールに響く拍手の大きさに驚く中、齋藤は「円谷英二さんが生まれた聖地でこのような瞬間を分かち合えるのは自分にとってごほうびのような瞬間です」と話し、樋口監督は「須賀川における特撮という結びつきを10年間かけて確かなものしていき、順調に芽が育ってきている中でついに斎藤さんと一緒にウルトラマンを作って披露することができた」と語り、『ウルトラマン』の故郷に『シン・ウルトラマン』大ヒットの報告とともに凱旋した。

 7月10日にイベントを行う事に関して斉藤は、「この作品は円谷さんがつないできた“希望のバトン”だと思います。今日、このタイミングでこのイベントをすることができ、光栄に思います」と喜ぶ。初めて訪問した須賀川についても「車の窓から見える景色が、ガボラが出てきそうだったり、ウルトラマンの原風景がここにあるんだという、映画の中に入っていくような感覚がありました」と満喫したそう。

映画『シン・ウルトラマン』トークショーに参加した樋口真嗣監督

映画『シン・ウルトラマン』トークショーに参加した樋口真嗣監督

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 樋口監督は「須賀川特撮アーカイブセンターに保存する新しいものを持ってきました。映画の3DCGデータをプリンターで再現した模型です」とウルトラマンの飛行シーン用のCGモデル模型を披露した。そして「10年前に須賀川に訪れてから、多くの人があたたかく迎え入れてくれ、今につながっております。子どものころから憧れだった円谷英二さんはこの地で生まれ育ち、僕らの大好きなゴジラがやウルトラマンを作ってくださり、多くの後継者が生まれ、僕もそのバトンを受け取ったように思います。本日、この場を提供していただき、本当にありがとうございました」と改めて感謝した。

映画『シン・ウルトラマン』トークショーにコメントを寄せた黒部進

映画『シン・ウルトラマン』トークショーにコメントを寄せた黒部進

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 さらに、1966年の初代『ウルトラマン』で“ウルトラマンになる男”ハヤタ隊員を演じた黒部進(82)からのコメント映像を上映。55年の時を経て作られた『シン・ウルトラマン』を鑑賞し「素晴らしいパワーがありました」と称え、黒部と同様に“ウルトラマンになる男”を演じた斎藤工について、「ピッタリでした!」とコメント。さらに「『シン・ウルトラマン』製作陣が並々ならぬ覚悟でこの作品に臨んだことがスクリーンから伝わってきました。当時の制作陣がこめた想い、ウルトラマンを通して伝えたかったことを継承し、そのバトンをつないでくれたように感じました。樋口監督、斎藤さん、製作に携わった皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうござました」と熱いメッセージを届けた。それを受け、斎藤は「黒部さんからつむがれてきたバトンというものがとても背中を押してくれたので、黒部さんの言葉は心の底から光栄で胸がいっぱいになりました」と喜びを語っていた。

 誕生から55周年記念作品として、庵野秀明氏(企画・脚本)、樋口真嗣氏(監督)のタッグで映画化された『シン・ウルトラマン』は、次々と巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」が現れて、その存在が日常となった日本を舞台に、政府は対策のスペシャリストを集結させ「禍特対」を結成し、彼らが任務に当たる中、大気圏外から突如、“銀色の巨人”が現れるストーリー。

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  • 映画『シン・ウルトラマン』トークショーに参加した(左から)樋口真嗣監督、斎藤工
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