お笑い芸人・池乃めだかが3日に79歳の誕生日を迎え、大阪・なんばグランド花月(NGK)で上演している、吉本新喜劇の最年長座長公演に出演。最年長記録を自ら更新した。 舞台となるのは、山あいにある温泉旅館。番頭(清水けんじ)や土産物屋の親子(内場勝則、山田花子)がドタバタ劇を繰り広げる中、従業員役のめだかが登場すると、客席から割れんばかりの拍手が起こった。清水から“ちっさいおっさん”イジりを繰り出されてボケ倒した後は、花子と力比べのガチンコ対決で笑わせる。 しかし、勤勉でやさしい顔の裏には、かつてある失敗で、妻と子どもと別れ別れになってしまった悲しい過去が隠されており…。笑いだけでなく、重厚な芝居でも場を圧倒し、演技に定評のある若手座員・伊丹祐貴とともに、ホロリとさせる感動シーンを熱演、大きな存在感を示していた。 終演後の囲み会見には、めだか、内場、花子が出席。舞台の感想を求められためだかは、「ほかにも頑張ってはる人はいっぱいいるのに、年が上やというだけで、いろいろ企画していただいて……本当に感激しております」と感謝の気持ちを伝えた。公演前は不安もあったそうで「座長ということで変な芝居はできへんし、とゆうてその場の笑いに走ってちゃらんぽらんなことやってたら『ええ年して何してんねん』と言われるかもしれん。何より、お客さんが退屈してはれへんかが心配でね。でも、いいお客さんに連日囲まれて、幸せやったと思います」と振り返った。 内場は「79ってすごいなと思って。この記録、破れないでしょう。自信ないなあ」「セリフとか覚えてますもんねえ。動けるし、すごいと思いますよ」と大先輩の雄姿に脱帽。花子はめだかとの対決シーンに触れ、「最近、ホンマに勝てるんちゃうかなと思って」と笑顔を見せると、めだかも「オレも負けん気強いから、本気で行って…と思うねんけど、しんどくて(笑)。オチまで早くしてる」と明かした。
2022/07/03