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泉ピン子“夫の不倫”描く朗読劇「私が演じるしかないと思った」 シャネルのスーツ&9cmハイヒールで登場

 俳優の泉ピン子(74)が2日、都内で行われた『朗読劇 泉ピン子の「すぐ死ぬんだから」』上演記念トークショーに登壇。共演の、村田雄浩(62)、原作者の内館牧子氏(73)とともに、公演にかける意気込みや期待を語った。

朗読劇『すぐ死ぬんだから』トークショーを開催した泉ピン子

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 泉は、プリーツがたっぷり入ったエレガントなシャネルのスーツ姿で登場。司会の中井美穂から9センチのハイヒールをほめられると、「人から見てきれいな姿は自分がつらい。本当はゴムのズボンが楽」とユーモアを交え、泉は「人生は一度だから、着飾って宝石つけて死んでいきたい。不動産も預金通帳も人には見せられないから」と人生哲学を披露。一方で「もう少し貯金しておけばよかったかな…」と夫に話したところ、「もう遅い」と一笑にふされたエピソードを明かした。

 今作は、2018年に内舘氏が発表したベストセラー小説『すぐ死ぬんだから』(講談社)を朗読劇とし、人生の最終コーナーに差しかかり、夫の死後、愛人と隠し子の存在を知った主人公・忍ハナ(泉)を描く。

泉ピン子が朗読劇『すぐ死ぬんだから』トークショーを開催

泉ピン子が朗読劇『すぐ死ぬんだから』トークショーを開催

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 小説を地でいくような「夫の不倫」を経験したという泉は、墓には夫ではなく犬と一緒に入りたいと、主人公と自身を重ね合わせ、「ボケるのはいやだけど、夫婦はボケたもん勝ちだから最後ぐらい夫に迷惑をかけたい」とぶっちゃけ。さらに「内館先生がうちをのぞいていたんじゃないかと思うほど、私と同じ思いをしている主人公。私が演じるしかないと思った」と振り返り、「原作を夫に読ませたら『面白い』だって! 自分がやったことを忘れてるのかしら」と言うと、中井から「それはご主人が忘れたことにしているのでは?」と突っ込まれていた。

 原作のテーマについて、内館氏は「人間、年をとったら見た目に気をつけなければならないというのが一番大きなテーマ。人間は中身が大切というけれど、そういう人に限って手抜きをしている」と指摘し、「ナチュラルという言葉は大嫌い。ナチュラルと不精はまったく違う」と意見すると、会場のあちこちで大きくうなずく姿が見られた。

泉ピン子が朗読劇『すぐ死ぬんだから』トークショーを開催

泉ピン子が朗読劇『すぐ死ぬんだから』トークショーを開催

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 朗読劇は、泉と村田の2人だけですべての登場人物を演じ分ける。女性役も演じる村田は「セリフを覚えてしゃべる演劇と、言葉を読みながら演じる朗読劇はまったく別物」と表現し、泉に対し「ピン子さんは熱量がすごい。そこにいるだけで一人だけ色が違って見える」と語った。

 キャリアの集大成と位置づける泉は「体当たりでやってます。たくさんの方にぜひ見ていただきたい」と気合い十分。8月4日〜14日の東京・池袋あうるすぽっと公演を皮切りに、全国9カ所で全22公演を予定する。

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