歌手の倖田來未が13日放送の日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(毎週金曜 後11:00〜)に出演し、代名詞の「エロカッコイイ」という言葉が生まれるまでの経緯や、尊敬するアーティスト・Charaとの関係などを語った。放送に入り切らなかったシーンも含めて紹介する。 2000年にデビューした倖田は、露出の多いファッションやセクシーなダンスで「エロカッコイイ」が代名詞となり、ヒット曲を連発。2005・06年には2年連続でアルバムがダブルミリオンを達成した。 過去のライブ映像を振り返り、MCの田中圭が「こうして改めて見ると、すごいエロカッコイイですね」と語ると、倖田は「ありがとうございます」と照れながら「最近はSNSの写真やテレビ、作品を見た方がライブに来てくれたときに、生で見たときとのギャップを感じてほしくないという思いから、体形維持には気をつけています。ふだんはジムに通ったり、本格的な運動はしていなくて、テレビを見ながらストレッチをする程度ですが、夕食の時間はだけは決めていて、18時以降はなるべく摂らないようにしています。こうするだけで太りにくい体質になりました」とスタイル維持の秘訣を明かした。 同じ事務所の先輩・浜崎あゆみとの仲に話題がおよぶと、不仲説を笑い飛ばし「よく言われるんですけど、すごい仲良くさせていただいていますよ! ライバルだとかすごく仲が悪そうに言われますが、ライバルなんて恐れ多いですよ。大先輩ですから」と恐縮。「ふだんからお互いに子どもの話とかしますし、私がSNSでアップした写真について『あの服はどこのブランド?』って聞かれたり。次に出す曲の話とか、音楽の話とか、いろんなお話をさせていただいています」とプライベートでも交流があることを打ち明けた。 そんな倖田の“BLOOD”アーティストはCharaだという。「Charaさんの曲を初めて聴いたときに『私が恋をしているときの気持ちを代弁してくれてる!』って衝撃を受けました。オーディションのときはいつも、Charaさんの曲を歌わせていただいていましたし、デビュー当時はいつかCharaさんみたいになりたいと思っていました。でもしばらくは名前すら知ってもらえず、どうしたら世間に知ってもらえるか考えたときに、Charaさんのように“オンリーワン”のアーティストになればいいと思ったんです」と語った。 Charaとはデビュー後まもなく会うことができたといい、そこで音楽に対する考え方も変わったそうで「あるときライブに行かせていただいたのですが、歌を心で歌っていると言うか、とにかく”アーティスト感”がすごくて。『私の声は楽器だから』っておっしゃっていましたが、ライブでのあの空気はCharaさんにしか作れないものでした。しかも毎年スケールアップしていますから、本当に尊敬しています」と憧れを口にした。 Charaのようなオンリーワンの歌手を目指していた頃を振り返り、「『Crazy 4 U』という曲に出会ったのですが、その際に手応えを感じたんです。当時、自分にしかできないことをいろいろと考えたら、セクシー系のファッションをしている人がいないことに気づき、そこから”エロカッコイイ”を意識するようになりました。曲自体それほど売れませんでしたが、この曲を機に自分の方向性がはっきりと定まった気がしたんです。実はこの曲のMVが庵野秀明監督の目に留まり、映画『キューティーハニー』の主題歌を歌わせていただくことになりました」と告白した。 近年は新たな悩みを抱えているという。「喉はずっと我流でケアしてきたせいか、2015年くらいから思うように声が出なくなったんです。それからボイストレーニングに通い始めたのですが、今まで使っていなかった筋肉を使うものだから一時期、声帯を上手にコントロールすることができなくなっちゃって」と、歌手生命の危機に涙する映像も流れた。

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  • 5月13日放送『MUSIC BLOOD』に出演した倖田來未(C)日本テレビ
  • 5月13日放送『MUSIC BLOOD』に出演した倖田來未(C)日本テレビ
  • 5月13日放送『MUSIC BLOOD』に出演した倖田來未(C)日本テレビ
  • 「100のコドク達へ」を歌唱=5月13日放送『MUSIC BLOOD』に出演した倖田來未(C)日本テレビ
  • 「100のコドク達へ」を歌唱=5月13日放送『MUSIC BLOOD』に出演した倖田來未(C)日本テレビ
  • 「100のコドク達へ」を歌唱=5月13日放送『MUSIC BLOOD』に出演した倖田來未(C)日本テレビ
  • 「Swallowtail_Butterfly〜あいのうた〜」を歌唱=5月13日放送『MUSIC BLOOD』に出演した倖田來未(C)日本テレビ

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