俳優の窪田正孝、本田翼が19日、映画『劇場版ラジエーションハウス』（4月29日公開）放射線技師の卵限定試写会に登壇した。

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　試写会には、診療放射線技師を目指して勉強している約100人学生を招待。放射線科医・甘春杏役の本田、天才放射線技師・五十嵐唯織役の窪田のほか、本作の医療監修を務めた五月女康作氏も参加し、学生たちの悩みや質問に答えた。

　放射線技師を目指す上で、専門用語を覚えるのに苦労しているという学生から「どうやってセリフを覚えているのか」と聞かれると窪田は「僕は台本を写真にして覚えることが多くて、ブロックごとで覚えることで絵として覚える」と回答すると本田が「アーティスティックな覚え方をしているんですね」と感心。

　窪田は「前は書いて覚えていたんですけど、エコなやり方どうしたらいいんだろうと思ったら絵にして目で写真をとって覚えればいいんだと思った」と話すと、本田は「ひたすら読んで描いて、あとは理解することですかね。いつも立って覚えてこうやって動きながら覚えています」と歩き回りながら普段の台本の覚え方を披露した。

　『グランドジャンプ』（集英社）にて2015年から連載中の人気漫画を実写化した同作。病の原因を探り、レントゲンやCTで病変を写し出す放射線技師、さらには、画像を読影（※レントゲンやCT、MRI、超音波、心電図などの検査によって得られた検査画像から診療上の所見を得ること）し、病気を診断する放射線科医たちの活躍を描く。19年4月期、21年10月期に放送された“月9ドラマ”の劇場版となる。