人気グループ・嵐の松本潤が主演し、2023年に放送予定の大河ドラマ（第62作）『どうする家康』の追加キャストが15日、発表され、本多忠勝役に山田裕貴が決定した。「戦国の侍を演じるということで、アクションだけのドラマではないお芝居のなかで、それをどう表現できるのかが課題だと思っています」と語った。

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　松本が大河ドラマ初出演にして、誰もが知る偉人・徳川家康を演じる今作。『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどを手掛けた脚本家・古沢良太氏が初めて大河ドラマを担当する。

　国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河（みかわ）武士の熱意に動かされ、弱小国の主（あるじ）として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込む。そして豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者（つわもの）たちと対峙し、死ぬか生きるか大ピンチをいくつも乗り越えていく。

　山田裕貴演じる本多忠勝は、生涯戦うこと57回、かすり傷一つも負わないといわれる戦国最強武将のひとり。男気があり義を重んじ、筋の通らないことは大嫌い。女性にはものすごい奥手。

　この日発表されたのは、家康が直面する困難に向き合い、ともに乗り越える“チーム家康”のキャスト陣。酒井忠次役に大森南朋、榊原康政役に杉野遥亮、井伊直政役に板垣李光人、鳥居元忠役に音尾琢真、於愛の方役に広瀬アリス、服部半蔵役に山田孝之、石川数正役に松重豊、大久保忠世役の小手伸也、平岩親吉役にハナコ・岡部大、鳥居元吉役にイッセー尾形らが発表された。

　また、織田信長役に岡田准一、家康の正室・瀬名役に有村架純、豊臣秀吉役にムロツヨシ、武田信玄役に阿部寛、今川義元役に野村萬斎もすでに発表されている。