俳優の神木隆之介、SixTONESの松村北斗、玉城ティナが14日、都内で行われた映画『ホリック xxxHOLiC』（29日公開）大ヒット祈願イベントに登壇した。劇中では、高校の同級生として仲良し3人組を演じたが、実際に高校生のときどんなキャラクターだったかを聞かれると、神木と松村は正反対すぎる学生時代のエピソードを明かして盛り上げた。

【写真】その他の写真を見る

　今作は累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミックをもとに『ヘルタースケルター』『Dinerダイナー』の蜷川実花監督が、艶やかで華やかな圧巻ビジュアルで、初の実写映画化に挑む。人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで孤独に生きてきた高校生・四月一日（ワタヌキ）を神木、四月一日の同級生・百目鬼（ドウメキ）を松村、同じく同級生・ひまわりを玉城がそれぞれ演じている。

　まず松村は「友だちがいなくて、登下校、休み時間でもずっと教科書を開いてた。同じ高校にSixTONESのメンバーがいて、当時のこと振り返ると『リアル二宮金次郎』とおっしゃってて…。僕も二宮金次郎ってこういう目線だったんだなって『VR二宮金次郎だな』って思ったことがあった」と述懐。やり直したいを聞かれると「もうちょっと読んで100点とれていれば…。教科書って丸暗記しても100点撮れない。もう1個詰めればよかった」と後悔を語った。

　一方、玉城は「どちらかというといじられキャラな感じ」と思い返すも具体的に続けられず、神木と松村はは「うそついてます？」「ああ言ってるけどすぐでてこなかった」とザワザワ。「TT兄弟は流行ったとき、やれよ、T、T、ティナってやれよ〜とか…」とたとえを出す松村に、玉城が「そんな感じ」と答えると「ぶちギレそうじゃないですか！」と驚き。「やさしいんですよ。でもイジるってなったらブチギレそう…」と恐れると、玉城は「怖くないです」とおだやかにほほえんでみせた。

　そんななか神木は「めちゃくちゃ楽しかった。盛り上がろうぜって。授業でもつまらなそうにしてる人がいたら『この瞬間しかないんだから楽しめよ！』みたいな」と超陽キャぶりに、松村は「主人公すぎます」と驚き。さらに「学級委員長だったんですけど生徒会長になりたくて立候補しようとしたら休みがちになるから勘弁してって言われて。廊下すれ違う人は友だちもしくは勝手に話かけた人。名前知らないけどウィー元気みたいな」と回想。

　もし“リアル二宮金次郎”こと松村がクラスにいたら…神木は「多分絡んでいると思います。授業中にわからないときは『多分、あの方なら答えられるとおもうのでパスします』とすると…」と想像すると、松村は「ドギマギしたと思います」と真逆の学生時代に苦笑していた。