俳優の阿部サダヲと岡田健史がダブル主演する映画『死刑にいたる病』（5月6日公開）より、24件の殺人容疑で逮捕された主人公・榛村（阿部）がターゲットに笑顔で近づく場面のスチールが到着。榛村に狙われた24人を演じる若手俳優たちの名前も一挙発表された。

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　連続殺人鬼・榛村から届いたえん罪証明の依頼をきっかけに、大学生・雅也（岡田）が事件を独自に調べ始めるが、次第に榛村と事件に翻ろうされていく姿を描く。

　榛村は、魅力的な人物で社会に溶け込む典型的な秩序型殺人犯だ。ターゲットは、黒髪で制服を校則通りに着る真面目そうな10代後半の少年少女たち。商店街で経営するパン屋「ロシェル」に通う常連をターゲットにすることもあった。犯行手口はターゲットと信頼関係を築くところから始まり、自然に接触し会話を増やす巧みな方法で計画的に進めていく。

　今回到着したのは、そのターゲットたちに笑顔で近づく様子を収めた場面写真の数々。阿部は役作りの際に、監督から歯のホワイトニングをするよう指示があったそうで、「あそこまで歯を白くしたのは初めて」と語っており、“殺人鬼”だとは思いもよらない、白い歯を輝かせた爽やかな笑顔を見せている。

　また、あわせて狙われた24人もの若者たちを演じたキャストも明らかになった。すでに発表になっている根津かおる役の佐藤玲のほか、パン屋のロシェルに通う小松美咲役は神岡実希、スーパーでバイトする久保井早苗役は川島鈴遥、自転車の間違いをきっかけに親しくなる宮下陸役には大原由暉が演じる。

　そして、山時聡真、竹村浩翔、清水らら、と数々の若手俳優たちが出演している。阿部は共演を振り返り、「高校生役の子たちが大変そうで、応えてあげたいと思った」と彼らの演技に触発されたと明かし、本編では阿部サダヲと若手俳優たちの化学反応が生まれている。

■24人のキャスト一覧
佐藤玲、神岡実希、川島鈴遥、大原由暉、山時聡真、竹村浩翔、清水らら、梁軍、濱佑太朗、加藤剛、掛裕登、加賀義也、西岡竜吾、松島さや、小倉優花、峰平朔良、木下美優、丸岡恵、建石姫来、�繻ｴ百花、千歳ゆず、汐里実栞、橋本乃依、三原羽衣