仮面ライダー生誕50周年記念作品の『仮面ライダーリバイス』(毎週日曜 前9:00、テレビ朝日系)。10日放送の第30話「声優!SAY ME!青春のあとしまつ」、17日放送の第31話「幻想の導き、夢のあとさき」に悪魔・バイスの声を務める声優の木村昴が本人役で出演することが発表された。第30話には声優の鈴村健一と神谷浩史がそろって出演し、第31話には悪魔・ラブコフの声を演じている伊藤美来とベテラン声優・堀川りょうが登場する。“春の声優祭り”状態となる。 第30話&第31話は主人公・五十嵐一輝(前田拳太郎)の過去の記憶にまつわるストーリーが展開。主人公のキャラクターが深堀りされていく内容となっている。そんなストーリーの中で木村が演じるのは、“木村昴本人”ではあるものの、一輝が高校時代に所属していたサッカー部の先輩という設定が加えられた役どころ。木村は声優のほかに劇団の座長という顔も持ち、昨年放送された連続ドラマ『泣くな研修医』や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演。本作でも緩急巧みに一輝の先輩役を体現している。 また、第30話に登場する鈴村健一と神谷浩史はかつて特撮番組でのレギュラー出演歴もあり、特撮作品との関係がとても深い声優。今回、2人はラジオパーソナリティー役を演じるが、実際に出演しているラジオ番組『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』(文化放送)をパロディー化。文化放送のスタジオで本物さながらにロケが行われたという。 伊藤美来と堀川りょうは第31話のカギを握る架空のアニメ番組のアフレコシーンに登場し、本人役を演じる。伊藤は本作で悪魔・ラブコフの声を務めているが、生粋の特撮ファンで「とにかくうれしくて人生の宝になると思いました」とオファーに興奮していた。