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kemio、18歳“新成人”にエール「自分のすきなような道に進んで」

 モデルでクリエイターのkemio(26)が30日、オンラインイベント『18歳新成人と未来を語る with kemio』に参加した。文部科学省が主導する官民協働留学促進キャンペーン『トビタテ留学 JAPAN』のサポーターを務めるkemioが、4月1日からの改正民法によって“新成人”の年齢に引き下げられる18歳ら10代とトーク。新成人に向け「自分の価値は自分で見出して、自分の味方でいて、自分のすきなような道に進んでほしい」と彼らしいエールを送った。

18歳“新成人”にエールを送ったkemio

18歳“新成人”にエールを送ったkemio

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 2016年、20歳の時に生活拠点をアメリカに移したkemioは米・ニューヨークから参加。18歳のときは、バイトに明け暮れていたそうで「元々、小さい頃からアメリカのドラマや洋楽ばかり聞いていてカルチャーに興味があった。いつか外国に行きたかった」と元々留学に興味を持っていた。20歳まで働く中で「同世代以外、目上の方と初めて接して会話していくうちに、知識がないと会話が広がらないと気付いて。2年間で貯めたお金で、経験に使いたい、とロサンゼルスに飛びました」と回想した。

『18歳新成人と未来を語る with kemio』に参加したkemio

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 参加者からの「海外にいて感じる、日本がこうなったらいいなということは?」という質問に、「引っ越す前は日本の悪口ばっかりいってた。日本の歴史や良いところを知らないのに面倒くさい人間だった」と振り返る。続けて「いい意味でも悪い意味でも、日本の常識は日本でしか通用しない。人と仲良くなるのにも、日本での常識や価値観をもったままだとびっくりする。遊ぶ約束でも気持ちで断ったりするんです。『疲れたから遊ばない』とか。時間に遅刻してくるとか約束しても一生かなわない…とか」と自らの経験を紹介。

 「それって(アメリカでは)けっこう普通で、傷ついたり落ち込んだりすることもあるので。その価値観を嫌うのではなく大切にしながら、新しい環境に突き進むのも大事」と考えを明かす。さらに、「やっぱり日本の社会では、『一回失敗したら終わり』って思っていた。失敗は恥ずかしい。社会で失敗したら這い上がれないと思っていた。アメリカでの生活は犯罪した人でも、社会に戻ってきて活躍してたり、失敗を失敗で終わらせない。そこから学び、どうステップアップするかを大切にする方が多い。日本は失敗してはいけない暗黙の空気があるので変わってほしいな、と思います」と願った。

『18歳新成人と未来を語る with kemio』に参加したkemio

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 26歳となった今でも「自分が大人かと聞かれたら大人ってなんだろうと思ってしまう」とぶっちゃけつつ、「成人と聞くと重いけどそれに囚われすぎないでほしい。18歳って、まだまだ人生長く見たらベイビー。だからこそ、社会に出てすべて背負わなきゃいけないという気持ちではなく、周りの大人にどんどん甘えて、質問して、失敗して、自己中に生きてほしい。社会に出てる不公平を感じる瞬間ってすごく多い。そのへんの大人って好き勝手に生きてるので意見を聞くのは4割くらいでいい」とハイテンションながらも力のこもったアドバイスを送っていた。

 このほか、留学経験を経て、現在は若者の社会参加を促す活動を展開する団体の代表を務めるPoliPoli・伊藤和真氏×NO YOUTH NO JAPA・N能條桃子氏×POTETO・古井康介氏によるZ世代鼎談も行われた。

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