昭和を代表するアニメ『タイムボカンシリーズ　ヤッターマン』の人気キャラクター・ドロンジョの過去を、全く新しい視点から描いた『タツノコプロ創立60周年記念　WOWOWオリジナルドラマ DORONJO』の制作が26日、発表された。令和の時代に実写化される“ドロンジョ”は、切なく、美しく、そしてバイオレンス！　ドロンジョ役のキャストは近日発表される。

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　『ヤッターマン』は、2022年10月に創立60周年を迎えるアニメプロダクション「タツノコプロ」制作の国民的人気アニメーション作品。1977年に「タイムボカンシリーズ」2作目として放送がスタート。その後、2008年に再度テレビアニメが放送され、実写映画化もされた。今年、生誕45周年の節目を迎える。

　大金塊のありかを示すといわれるドクロストーンを巡り、正義の味方ヤッターマンと、ドロンジョ率いる悪党三人組・ドロンボー一味が世界中を駆けめぐり、争奪戦を繰り広げるヒーローギャグコメディ。

　そんな『ヤッターマン』で、正義の味方：ヤッターマン1号・2号と対峙する敵役が、本作の主人公となるドロンジョ。そのキュートでセクシーなビジュアルや少し間抜けで憎めないキャラクターから、男性のみならず女性にもファンが多く、主人公であるヤッターマンに勝るとも劣らない人気キャラクターだ。

　しかし、今回の実写ドラマでは、アニメでのイメージを一新させ、ドロンジョがドロンボー一味を結成する少し前。ある壮絶な境遇に置かれながらも必死に生きる、切なくも美しい孤高の存在として描かれる。若き日のドロンジョが悪に手を染めるに至った壮絶な過去とは？　ドロンジョの悪事は、罰せられるべきものなのか？　そこにヤッターマンたちはどのように関わっていたのか…。ドロンジョの知られざる過去、壮絶な生き様を通して「善とは何か、悪とは何か」という永遠の命題を描く。

　かつてドロンジョに夢中になった往年のヤッターマンファンはもちろん、本作で初めてドロンジョに触れる世代も、全く新しい“令和のドロンジョ”の知られざるエピソード0に注目だ。