お笑いコンビ・ピースの又吉直樹、日本育ちのベトナム人女優のフォンチーが25日、東京・霞が関の外務省で林芳正外相を表敬訪問した。

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　「BSよしもと」の開局記念ドラマとして制作された白石聖主演の『ファーストステップ〜世界をつなぐ愛のしるし』（27日、後7：00）。日本とベトナムの女性2人の交流を通して、国際協力の最前線で活躍する人々を描く本作は、外務省開発協力広報動画『フロントランナー〜世界の未来を作る日本人たち〜』の関連事業として日本から世界に広がった母子健康手帳をめぐるストーリーをつむいでいる。又吉はナビゲーターを務めた。

　本作についての表敬訪問を行ったが、林外相はお笑い好きだったことが明らかに。表敬訪問を終えて取材に応じた又吉は「実は10年ぐらい前に劇場でお会いしたことがあったかもしれない、と。ピースのことも、僕のしゃべり方に抑揚がないことも知ってくださっていて、うれしかったです。安心して、しゃべれました」と笑っていた。

　また、ピースと海外と言えば綾部祐二の存在。又吉は「そうですよね」とひと笑いし、綾部の近況を問われると「この間、連絡を取り合いました。食事中で、あとで掛け直す感じでメールを返した。日本で活動している時に、僕が言わなくていいことを綾部にわざわざ言うみたいなやり取りがあった。『トイレに行ってくるわ』って言って終わったら『戻ってきたわ』みたいな。それで綾部が『言わんでいい』と。それを、ずっとやっていた」と日本にいた時代のやり取りを振り返る。

　天気がよかったこともあり「『10分後電話するわ』の後に『今、カレー食べてるから』といらない情報を付け足した。『それ知らん』という返信が来るかと思ったら、アメリカに行って優しくなったんでしょうけど『お前、ほんとカレー好きだな』と。むちゃくちゃ普通の会話になって恥ずかしかった」と照れ。「元気でやってるみたいです」と近況を伝えていた。

　その後、鈴木貴子外務副大臣に表敬訪問も行った。