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木下優樹菜さん、危惧する過度の誹謗中傷 受け止めきれず「傷つく!」、今では意見に耳傾ける姿勢も

 2020年7月に芸能界を引退した木下優樹菜さん(34)が“一般人”として初の写真集『CORRECT』(双葉社)を17日に発売した。発売日当日に出版記者会見を開き、引退後初の公の場に登場。会見後にはORICON NEWSのインタビューに応じ、芸能界復帰を改めて否定したほか、SNS・YouTubeでの誹謗中傷について本音を明かした。

写真集『CORRECT』出版記者会見後、インタビューに応じた木下優樹菜さん (C)ORICON NewS inc.

写真集『CORRECT』出版記者会見後、インタビューに応じた木下優樹菜さん (C)ORICON NewS inc.

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 木下さんは2019年11月、自身の姉が勤務していたタピオカ店経営者とのトラブルをきっかけに芸能活動を自粛。お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史と19年12月に離婚後、翌20年7月に芸能界を引退した。21年10月に自身のYouTubeチャンネルを開設し「私にはやっぱりみんなの前に立って仕事がしたいという気持ちが強くてこの仕事しかできない。また一から活動させていただきたく思います」などと活動再開の意向を示していた。

――会見の手応えは?
 最初は緊張していましたが、会場の記者の方たちが、私が言うコメントにくすくす笑ったりしてくれたので、だんだん感覚を取り戻せている感じがありましたが。最後の方は楽しく、自分らしくできたと思います。

――人前に立つのは久しぶりとあり懐かしさは?
ありました。(芸能活動は)20歳からやっていた。記者の方たちに来ていただいて、PRするお仕事をしていて、よくやってたなって思っちゃいました。感覚を取り戻せたので、ブランクがあったけどよくできたなって。

――芸能界に未練はない?
いろんなマスコミに聞かれるが、果たして私は未練がないのかとか考えるが、本当に未練がない。それくらい、いろんなテレビのお仕事、バラエティー番組だったりとか、すごい方たちに囲まれて仕事をできていたんだなと。あの番組のレギュラーもやれていたし、『笑っていいとも!』の最後のレギュラーも。『紅白歌合戦』も出たし、簡単には経験できないようなことを経験できた。あの時代のバラエティー番組に自分がいて、14年間やりきったというのがあるので未練があるかないかと言われればないです。

――自身が投稿したYouTubeの動画の中で活動再開の発言があったが、その真意は?
説明不足だったが、芸能界(での活動)ではなく今の状況でできることを発信できたらなという思いがあった。YouTubeも初めての経験。コツコツと自分のできることを探して見つけて、今も手探り。バラエティーとはまた違って、自分が作った動画に(視聴者が意見を)リアルに言ってくれることがある。そういうのも踏まえて発信できたらなって。

――SNSやYouTubeでは視聴者の反応がダイレクトに届く。アンチの声は自身にどう響く?
アンチのコメントは今に始まったことではないので(苦笑)、ご存知の通り元々炎上型だったので、アンチありきでファンの方もいてくれてお仕事ができていた。今に始まったことではないが、今までと違う点は「アンチの方の意見も見よう、知ろう」っていう気持ちが出ました。前までは「見たい人が見ればいいじゃん、何で見てくるの?」っていうのが正直あった。

アンチの方、本当にただただ人を傷つけて攻撃したい人もいると思う。それは本当に良くない。人の命に関わることなので。今でも身の危険を感じることがある。それに関しては(SNS・YouTubeなど)ツールの部分で対応をしてほしい。それとは違い「もうちょっとこうした方がいいよ」っていうのは意見としてちゃんと見るべきだし、知るべき。「言ってくれてありがとうございます」っていうスタンスです。

――もともと“炎上型”の木下さんでも、厳しい言葉には傷つくのか?
今までの優樹菜だったら「全然傷つかないです」って言ってるんですけど、傷つく! 普通に傷つくし、悲しい気持ちになる。「どうしてこの人はどういう気持ちで言ってるんだろう」って。人を傷つけるために言ったりするのは凶器だなと思う。この2年間そういうのをすごい感じてたし、そういうので悲しいニュースもあったので、本当になくならないといけない部分だなと思いますね。

――誹謗中傷があった一方で、温かい声もあったかと思う。何に励まされた?
私は本当にありがたいことに、ああいう状況になった時に、それでもずっとそばにいて支えてくれた親友がいた。娘たちも全部を知っていて、「今日も記者会見に行くから、ママらしく頑張っておいで」って言ってくれたり。彼(Jリーガーの三幸秀稔選手)も悔しい気持ちも絶対あるのに「大丈夫だよって。頑張ろうね、みんなで」って励ましてくれる。

今までずっとやってきたスタッフ、親友がずっとそばにいて、時には「こういうところがよくないよね」と言ってくれたりした。本当にみんなに支えられて今日ここに立てたなって。そういった意味でも、今日は忘れられない1日です。

――今後、もしテレビのオファーがあったら出演する意思は?
ないです。今の時点で、芸能事務所に所属してバラエティーに出るのが想像できない。ちょっとでもあるなら言えるが、それくらいやりきった。そこに関してはないです。

――今後もSNS・YouTubeを中心とした活動になる?
はい、今の自分ができることで発信できればなと思います。

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  1. 1. 木下優樹菜さん、芸能界引退後初の公の場で笑顔 復帰は「全く考えていない」、14年間で“やりきった”
  2. 2. 木下優樹菜さん、交際中のJリーガー三幸秀稔選手とのノロケ話連発 再婚は「なくもないです」
  3. 3. 木下優樹菜さん、危惧する過度の誹謗中傷 受け止めきれず「傷つく!」、今では意見に耳傾ける姿勢も

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