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「ロシアの“古い形の戦争”を新しいデバイスで目撃する構造」英国滞在の政治学者が分析

 ニッポン放送のニュースワイド番組『飯田浩司の OK! Cozy up!』(月〜金 前6:00)の16日放送に、イギリスに滞在している慶應義塾大学教授で国際政治学者の細谷雄一氏が出演。ウクライナへの侵略を続けるロシアに対し、ヨーロッパ各国のリアルな動きや今後の見立てを語った。

『飯田浩司の OK! Cozy up!』に出演した国際政治学者の細谷雄一氏

『飯田浩司の OK! Cozy up!』に出演した国際政治学者の細谷雄一氏

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 細谷氏は今回のロシアによるウクライナ侵略について「これほど純粋であからさまな侵略戦争を第2次世界大戦以降、我々は見たことがなかった」と切り出すと、「このロシアの侵略戦争は、ハイテク戦争という大方の専門家の見方を裏切り、精密誘導ミサイルを使わない大胆な無差別爆撃で多くの死傷者が出るという古い形の戦争となっている」と現状を説明する。

 その一方で、「SNSという新しいデバイスで、職業“戦場カメラマン”ではなく多くの市民がスマホで戦場カメラマンとなり、世界中に送っている。その残酷な戦争を我々が遠くに居ながら目の当たりにするという構造になっている」と語った。

 また、「仮にキエフを制圧した後、ロシアは何を目標に掲げているのか」という質問に対して、細谷氏は「プーチンは2〜3日で終結すると見ていたのではないか。これが長引いたときのプランBを持っていなかったと見ている。よって今行っているのは、プーチン氏にとって想定外の戦争だろう」と見立て、「場当たり的な戦術で、考えられないような旧式の戦車・装備を使っている。後に引けなくなったプーチンは、かつて自分が経験したチェチェン型とシリア型を繰り返すしかなく、国際法を無視した徹底的な破壊を行うことになっているとみられる」と分析した。

 この番組はradikoのタイムフリー機能で放送1週間後まで聴くことができる。
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