体操男子で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪で個人総合2連覇した内村航平(33)が11日、東京体育館で、あす12日に行われる現役生活最後の大会『KOHEI UCHIMURA THE FINAL』の前日公開練習&記者会見を行い、引退前の今の心境を語った。
冒頭から今の心境を話し、「最後という感じがあまりなくて、こういう舞台を用意してくださって感謝の気持ちしかないです。自分のやるべきことはやらなきゃいけないという、責任感。最後だからというかは、自分がやらなくてはいけないことを、やらなくてはいけないなというだけです」と打ち明けた。
同大会には、内村とともに切磋琢磨した多くの選手も集結し、体操演技を披露する。この日の会見では、リオ五輪メンバーの加藤凌平、白井健三、田中佑典、山室光史、東京五輪メンバーの亀山耕平、萱和磨、北園丈琉、谷川航も参加し、内村から影響を受けたことを各々語り、加藤は「個人的にも体操界も航平さんがいたからこそ、レベルアップできた。個人優勝を何度もするモチベーションが尊敬しています。白井は「僕が10歳の時、『リオの時19か、いけるな!』と、僕がオリンピック行くのを予想していてくれて、先を見据える力がずば抜けていると思います」と振り返った。
それぞれ内村への尊敬と感謝の言葉が出る中で、内村は「これまで10数年間、日本代表として日本を引っ張ってきた自負がある。後輩たちには、僕を目指すのではなく、僕を追い越すくらいの活躍を今後期待している」とエールを送り、「僕を目標にするというのではなく、自分たちがやるべきことをやって、自分にしかできない体操の道の進み方をしてくれるとうれしい」と伝えた。
内村選手は、1989年1月3日、長崎県諫早市出身。オリンピック4大会(2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2020年東京)に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得。
また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6連覇を含む21個のメダル(金メダル10、銀メダル6、銅メダル5)を獲得している。国内大会ではNHK杯個人総合10連覇、全日本選手権個人総合でも10連覇を達成した。
冒頭から今の心境を話し、「最後という感じがあまりなくて、こういう舞台を用意してくださって感謝の気持ちしかないです。自分のやるべきことはやらなきゃいけないという、責任感。最後だからというかは、自分がやらなくてはいけないことを、やらなくてはいけないなというだけです」と打ち明けた。
同大会には、内村とともに切磋琢磨した多くの選手も集結し、体操演技を披露する。この日の会見では、リオ五輪メンバーの加藤凌平、白井健三、田中佑典、山室光史、東京五輪メンバーの亀山耕平、萱和磨、北園丈琉、谷川航も参加し、内村から影響を受けたことを各々語り、加藤は「個人的にも体操界も航平さんがいたからこそ、レベルアップできた。個人優勝を何度もするモチベーションが尊敬しています。白井は「僕が10歳の時、『リオの時19か、いけるな!』と、僕がオリンピック行くのを予想していてくれて、先を見据える力がずば抜けていると思います」と振り返った。
それぞれ内村への尊敬と感謝の言葉が出る中で、内村は「これまで10数年間、日本代表として日本を引っ張ってきた自負がある。後輩たちには、僕を目指すのではなく、僕を追い越すくらいの活躍を今後期待している」とエールを送り、「僕を目標にするというのではなく、自分たちがやるべきことをやって、自分にしかできない体操の道の進み方をしてくれるとうれしい」と伝えた。
内村選手は、1989年1月3日、長崎県諫早市出身。オリンピック4大会(2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2020年東京)に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得。
また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6連覇を含む21個のメダル(金メダル10、銀メダル6、銅メダル5)を獲得している。国内大会ではNHK杯個人総合10連覇、全日本選手権個人総合でも10連覇を達成した。
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2022/03/11