200以上の国や地域で人気を博しているドラマの続きを描く映画『チェリまほ THE MOVIE 〜30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』（4月8日公開）の完成直前イベントが10日、都内のホテルで行われ、主演の赤楚衛二、町田啓太、風間太樹監督が登壇。3月1日に28歳の誕生日を迎えた赤楚を、巨大“おにぎりケーキ”でお祝いした。

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　2020年10月期にテレビ東京の深夜枠で放送されたラブコメディ『30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』（通称「チェリまほ」）の最終回のその後を描く本作。童貞のまま30歳を迎えたことにより“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達（赤楚）が、同期・黒沢（町田）の自分への恋心を聞いてしまうところから展開。最終回でお互いの気持ちを確認し合い、恋人同士になるという感動のエンディングのその後が描かれる。

ドラマの中で安達は、ダブルマヨのばくだんおにぎりがお気に入りだったことや、赤楚が口元にご飯粒をつけたまま現場に入ってきたガチエピソードを踏まえ、スタッフが赤楚に内緒で用意したケーキは、巨大でリアルなおにぎり形。

　会場に運び込まれると、赤楚は驚きのあまり言葉を失う。「一つひとつ米粒になっている！」とケーキをマジマジと見つめ、「あまりにもクオリティーが高くて…」「中身はマヨネーズではないですよね？」「あまりにも大きなおにぎりを目の前にすると動揺してしまう」とリアクションに困った様子だった。

　そんな赤楚を見て、町田は「わぁ、すごい！といろいろリアクションしようと思ったらできるところを、素直に動揺している。こういうところが素敵。赤楚くんの魅力」と、赤楚のうそのない人柄の良さを伝え、うれしそうに微笑んでいた。

　イベントではお互いの「良いところ」の褒め合いっこがエンドレスに続きそうになるなど、劇中の安達と黒沢のような掛け合いを見せ、風間監督は「赤楚くんと町田さんだから作れる空気感。僕はそれを撮るだけだった。お互いに信頼していることがすごく伝わってきた」と手応えを語っていた。

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