北海道日本ハムファイターズの“BIGBOSS”新庄剛志氏が、ニッポンハムグループのCEO（チーフ・エンターテインメント・オフィサー）に就任し7日、都内で行われた記者発表会に出席。この日はパフォーマンスを封印し、フォーマルな黒のスーツ姿で登場した。

【写真】その他の写真を見る

　司会者に「ニッポンハムグループCEOに就任」と紹介されると、新庄氏は「宣伝部長でいいでしょう。横文字苦手なんで」と苦笑い。日ハム監督就任時は「1秒」でオファーを快諾したと言っていたが、今回は「監督のときより緊張しました。頭を7回ぐらい下げました」と振り返った。

　この日、ニッポンハムグループは「たんぱく質の安定供給」「食物アレルギー」に対応する新規事業戦略を発表。新庄氏を起用して“たんぱく質を、もっと自由に。”のメッセージを発信していく。

　新庄氏は、たんぱく質市場で同社グループが国内1位、世界8位であると説明し「あと3年ぐらいで世界1位を目指したい」と気合十分。野球にも生かし「これをきっかけにしっかり勉強して、選手たちに教えたいし、世界に広げていきたい」と張り切った。

　自身についても「高校時代から（たんぱく質の）プロテインを飲んでいて、そのおかげでプロになれたんじゃないかな」と振り返り、現在も「トレーニングをしたあとや、ジョギングをしたあとなどに、30分以内にとるようにしている」と言い、「たんぱく質をとらないとかっこよくなれないですよ」とズバリ。

　スーツ姿のティーザー映像も披露されたが、「撮影が最近ちょっと多すぎて…」と苦笑いで、「野球のことも考えないといけないし、頭の中パニックです」笑わせていた。