俳優の勝村政信、高杉真宙が3日、東京・新国立劇場 小劇場で行われた舞台『ライフ・イン・ザ・シアター』の開幕直前取材会を行った。 本作は2人芝居。過去に2度ほど共演しているが、高杉は「そこまでガッツリとお話する機会はなかった。1番最初にお会いしたのは14歳だった。こうやって2人でご一緒できるのはうれしい」とにっこり。続けて「こんな先輩はホントにいない。一緒にお芝居ができて、うれしい。けいこ期間も、たくさんのことを学ばせていただきました。ずっと着いていきたいと思うぐらいステキな大先輩」と尊敬の眼差し。照れる勝村は「今のところは太字で書いてください」と笑っていた。 一方、勝村も高杉について「真宙が中学生の時に(『學』という作品で)出会った。倉本(聰)先生が温めたスゴい脚本で、相手は仲代(達矢)さん。こんな神に選ばれた人はいない」と賞賛。「その時の芝居もスゴかったけど、今も新鮮さを残したまま成長されている。真宙くんの、僕らが失ってしまった若さやエネルギーに引っ張られて学ばさせていただいた」と互いに感謝の思いを伝え合っていた。 『ライフ・イン・ザ・シアター』は、きょう3日から13日まで同所で上演される。
2022/03/03