女優の石田ニコル（31）、寺本莉緒（20）、美山加恋（25）が、ABCテレビで3月27日放送のオムニバスドラマ『今夜、わたしはカラダで恋をする。』（深0：00　※関西ローカル）に出演し、各話の主演を務めることが28日、発表された。

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　同作は、人には言えない恋の悩みや葛藤を胸に秘めた3人の女性をオムニバス形式で描写。ミステリアスで危うい男性（＝沼男）と過ごしたある一夜の様子を描く。ヒロイン3人ともに、飯塚賢太が演じる男性“大沼”に魅了され、大胆なワンナイトラブを繰り広げる。

　石田は、episode1「繋がってるのは、カラダだけ」に出演。ITベンチャーに勤める井川小夏（石田）はオープンな性格で男性経験も豊富だが、元恋人・大沼亮介（猪塚健太）のことが今も忘れられない。ある日の仕事帰り、小夏は同僚たちとの飲み会で大沼と偶然に再会し、付き合っていた頃の記憶がよみがえりながら、大沼の後輩・田中翔馬（桜木那智）と一夜を過ごすこととなり…。

　寺本は、episode2「君を抱きたい、と思った夜。」で、内向的な大学生・倉田あかり役を演じる。あかりは、実はAV鑑賞という誰にも話せない趣味を持っているが、ある日、“出版社の人も来るし、就活に有利になるよ”と説得されバイト先の飲み会に参加することになり、出版社に勤める大沼に出会う。終電間際になり、大沼に自宅まで送ってもらったあかりは大沼を招き入れ…。

　そして美山は、episode3「エッチなことしたいって言ったら、嫌いになりますか？」に登場。吉祥寺の古着屋で働くおしゃれに敏感な莉子（美山）には、長く付き合っている自慢の彼氏・森山悠貴（水野勝）がいるが、セックスには不満。ある日、友人たちと食事にでかけたバーで、偶然に居合わせた大沼と出会い、その大人の色気に魅せられて…。

■石田ニコル（井川小夏役）コメント
最初この作品のお話をいただいたときに、女の子の性生活をテーマにした作品とうかがって、大きな決断がいると思いました。でも、こういったテーマはあまり人には言えないけど、誰しもが興味のあることだと思うので、そういう世界観に踏み込んでみるのも楽しいと思って挑みました。短期間での撮影でしたが、小夏の感情を演じるのはすごく大変で、もがいている小夏に寄り添うのはしんどくて…。ひとつひとつのシーンが勝負だと思いながら演じました。演じきった今では、たくさんの方に観ていただきたいと思っています。私が演じた小夏は3つのストーリーの中では年長です。アラサー世代の女性のココロにトンと響くようなシーンもあると思います。この作品をきっかけにして、お友だちと深いお話をするきっかけになったり、性に対してのオープンマインドが広がればいいなって思っています。

■寺本莉緒（倉田あかり役）コメント
女性目線のちょっぴりエッチな作品って、これまでなかなか放送されることもなかったと思うので撮影は楽しみでした。それぞれのストーリーには共感できる部分もあれば、新しい発見もたくさんありましたね。私が演じたあかりは、AV鑑賞が趣味で、人には言えない悩みを抱えている女の子で、大沼さんに見事に“沼って”しまう女の子。演じていて楽しかったのは、お付き合いをする前の他愛のない会話をずっとしているシーンです。この後どうなるんだろう？っていう恋に落ちる前のドキドキする感じが出せたと思います。あかりは最初とラストシーンにすごくギャップがあるんです。沼男子に出会ったことで彼女は変化していくんですが、そんな感情の波を一緒に味わっていただけたらうれしいです。

■美山加恋（野宮莉子役）コメント
女性に共感していただけるような作品に参加したかったですし、演じる役が同世代ということもあって、等身大の女の子を演じられることが純粋にうれしかったですね。濡れ場と言われるシーンが多かったので、自分にとっても挑戦になったと感じています。莉子は長くお付き合いしている彼氏との関係がマンネリ化してしまった女の子で、実は、その彼氏にも打ち明けられない自分の中にだけある本性があって。彼氏への思いや大沼さんとの出会いを通して、その本性の部分を深い部分で演じることができたんじゃないかなと思っています。演じていて印象に残っているのは、ラストシーンです。莉子が彼氏と幸せになろうとする姿が描かれているんですが、本当に彼と心が近くなれるようにすごく頑張ったシーンなので、ぜひ観ていただきたいですね。