声優の梶裕貴が、3月1日から31日まで日本テレビ系朝の情報番組『ZIP！』内で全23回にわたって放送される朝ドラマ『サヨウナラのその前に』（前7：50頃）に出演が決定した。第4話から真木よう子演じる金曜日の主人公・金島陽子の元カレ役として登場する。

　今作は、隕石衝突による地球最後の31日間を、月曜から金曜まで曜日ごとに視点を入れ替え、計5人の主役がリレー形式で紡ぐ約8分間のショートドラマ。真木のほか、“火曜日の主役”男子高生の椿木宙を奥平大兼、“水曜日の主役”女子高生の観月未希を南沙良、“木曜日の主役”物理教師の渡会実を北村一輝、そして“月曜日の主役”引きこもりの佐藤開（さとう・かい）をオーディションで選ばれた西岡星汰が演じている。

　梶が演じるのは、陽子が結婚を考えていた相手、橘雄一（たちばな・ゆういち）。第4話では、雄一が陽子に一方的に別れを告げ去った翌日、妊娠が発覚。陽子が一人子供を産む決意をする模様が描かれる。

　出演に際して梶は「声優業では、なかなか“クランクイン”という意識がないので、どこか不思議な感覚ですね。ワクワクドキドキしています。今回、真木よう子さんとガッツリお芝居ができる貴重な機会をいただき、すごくうれしいです。しかも、少し特殊な関係性の二人のようで…。そのあたりも含めて、楽しく撮影していければなと思っています」と意気込み。

　「僕が演じる橘雄一という男は、少しズレている部分もありますが、とても優しくて、人の気持ちに寄り添える人。ドラマチックな展開のある物語なので、雄一の変化や成長を感じていただけるのではないかなと思います。素敵な作品に参加でき、幸せに思います。雄一の魅力を引き出せるよう頑張りますので、3月の朝を楽しみにお待ちください」と呼びかけている。