モデルのKoki,が“女優デビュー”を飾る映画『牛首村(うしくびむら)』公開初日舞台あいさつに登壇した。記念すべき初主演作の公開初日を迎えたこの日は肩を露出した真っ赤なロングドレスで登場。大胆なスリットから美脚をのぞかせながら、客席に向けプレゼントのオリジナルクッションを全力で投げ入れる一幕もあった。 今作は、清水崇監督の『犬鳴村』(2020年)、『樹海村』(21年)に続く、「恐怖の村」シリーズ第3弾。主人公の奏音(Koki,)は、ある心霊動画に自分にそっくりの女子高生が映ったことが気になり、何者かに導かれるように動画の撮影地・坪野鉱泉へ向かう。妹の存在、双子、牛の首…、「牛首村」と呼ばれるおぞましい場所の秘密と風習が、狂気と恐怖となり、奏音にまとわりついていくホラー映画。Koki,は奏音と詩音の一人二役を演じている。 無事、初主演作が公開初日を迎えたKoki,は「本当にこの映画のおかげでたくさんのすてきな出会い、本当にすばらしい経験をさせていただきました。チームの皆さま、スタッフの皆さま、ずっとあたたかく見守ってくださり、ありがとうございます」と感謝しきり。続けて。そして、監督…すいません。ずっと私を信じてくださり、ありがとうございました。演じることのすばらしさを教えていただきありがとうございます」と感極まりながら想いを込めた。 司会を務めたのはココリコの田中直樹。劇中では父親役としても共演しているが、自身の初芝居は田中とのシーンだったそうで「はっきり覚えています。心臓の音が聞こえるくらい緊張していました。撮影の休憩中にフランクにお話してくださったのでだんだん緊張はおさまりました」とリラックスできたよう。「本当にすばらしかったです。あたたかく包み込んでくれるおだやかなお父さん」とKoki,から褒められた田中は「今後も頑張れそう」と思わず笑みをこぼしていた。