元プロレスラー・天龍源一郎が、映画『アフリカン・カンフー・ナチス』のBlu-ray＆DVD（3月4日発売）に収録される日本語吹替版でゲーリング役を担当。吹替シーンを含むインタビュー映像や吹替版予告編が解禁となった。

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　本作は「第二次大戦後、実は生き延びていたヒトラーと東條英機が、逃げ延びた先のガーナで現地の人々を制圧、世界征服のための最強武闘会を開催する。」というトンデモないプロットから生まれた怪作。日本在住のドイツ人監督セバスチャン・スタインがアフリカに乗り込み、ガーナのジョージ・ルーカスとして知られる伝説的監督「ニンジャマン」とタッグを組んで完成させた。

　昨年劇場公開され予想を上回る反響があり、超低予算で製作された作品としては異例のキャストが集結した吹替版がディスクに収録されることになった。天龍は本作について「ハチャメチャだね。プロレスで例えるとバトルロイヤル。最後は笑っちゃいました。面白い映画です。とりあえず」とコメントしている。

　吹替版には、サモ・ハン・キンポーの吹替などでおなじみの水島裕が主人公を熱演するほか、『アイドルマスター シンデレラガールズ』『スター☆トゥインクルプリキュア』など多くの作品に出演する人気声優・上坂すみれ、さらにオンラインオーディションで選ばれた一般応募者や、監督から特別招待された公開前から映画を支えた熱心なファンも出演している。

　さらには、この日本語吹替版の一夜限りの劇場凱旋上映が２月25日（金）に決定。上映会場となるのは、ひっそりと限定配信のみ行われるはずだった本作を見出し、劇場公開の舞台となった東京・渋谷のシアター・イメージフォーラム。日本を代表するアート系ミニシアターとして知られる同劇場での上映を実現させた支配人の山下宏洋氏は、「現代最高のポリティカル・アクション映画！！」と、本作への愛を語っている。当日は、セバスチャン・スタイン監督と東條英機役の秋元義人氏が上映後トークショーに登壇予定。


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