人気アイドルグループ・乃木坂46の新内眞衣が、9日深夜放送のニッポン放送『乃木坂46のオールナイトニッポン（ANN）』（毎週水曜　深1：00）に出演。グループ卒業に伴い、6年間パーソナリティーを務めた同番組を卒業した。

　新内は、2014年から約4年間、同局の関連会社で働きながら「OL兼アイドル」として活躍。16年から『ANN0（ZERO）』（深3：00）の水曜パーソナリティーを担当。19年4月からは『乃木坂46ANN』（毎週水曜　深1：00）のメインパーソナリティーを務めることになった。

　ラストの放送は、番組スタッフが「卒業試験」と題して“台本なし”での番組進行に挑戦。スタッフが選ぶ思い出シーンを振り返り、番組中盤には、2代目パーソナリティー・久保史緒里も駆けつけてクロストークを展開。スタジオには多くの花が届き、乃木坂46初代キャプテン・桜井玲香、埼玉県知事・大野元裕氏、親交の深いLittle Glee Monster・かれん、プロデューサーの秋元康氏、卒業生の深川麻衣がサプライズでメッセージを寄せた。

　番組ラストのあいさつでは「一人でやらせていただくと聞いた時は『私には無理です』と思いましたし、そのときにはOLとして働いていたので『オールナイトニッポン』という看板が私にはあまりにも大きすぎた」と素直な胸の内を明かす。

　スタッフに支えられながら、ラジオパーソナリティーとしての道を歩み始めた新内。番組が2年目を迎え、グループでも選抜に入る機会が増えた頃には、スケジュールの兼ね合いで、スタッフから「ここで区切りをつけるのもありだよ？」と提案されたこともあったが「私にとってラジオは命綱。唯一の居場所だったので辞めるわけもなく、あのときに『3年目も続けます』と言ってよかったと思います」と胸を張る。

　リスナーに向けて「6年間、ラジオを辞めたいと思ったことは一度もなかったし、ずっと私の支えはラジオだった。ここで一旦区切りを付けるのはすごく寂しいです。6年間、水曜日の夜に話してきたので。でも始まりがあるということは終わりがあるということ」と吐露した新内。時折、涙声まじりだったものの、最後には「私は次のステージでも頑張りたいと思います。またどこかで私の声が聞こえてきたら応援してほしいなと思います。6年間、本当にありがとうございました！」と元気いっぱいに呼びかける。最後に掛かった楽曲は、新内のソロ曲「あなたからの卒業」だった。

　番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。