MCU版スパイダーマンとして知られるトム・ホランドが主演する映画『アンチャーテッド』（2月18日、日米同時公開）の日本語吹替版声優が追加発表された。主人公ネイト役の榎木淳弥（既報）に加え、森川智之、大塚明夫、雨宮天、白石涼子、武内駿輔らが名前が並んでいる。

　NYでバーテンダーとして働くネイサン・ドレイク（愛称：ネイト）は、器用な手さばきと類まれなるスリの才能を見込まれ、トレジャーハンターのビクター・サリバン（愛称：サリー）から、500年前に隠された50億ドルの財宝を一緒に探さないかとスカウトされ、冒険に繰り出す――という大ヒットゲームを映画化した作品。

　主人公ネイトの師匠的存在であり共に財宝を探すサリー役（マーク・ウォールバーグ）の声を、トム・クルーズやキアヌ・リーブス、ユアン・マクレガーなど数多くのハリウッド映画の吹替を務めてきた森川が演じる。

　ネイトと同じく財宝を狙う敵モンカーダ役（アントニオ・バンデラス）に、これまでも数々のアントニオ・バンデラスの吹替を担当してきた大塚。ネイトとサリーと行動を共にすることになる女性クロエ・フレイザー役（ソフィア・アリ）の声を、アニメ『この素晴らしい世界に祝福を！』アクア役などの雨宮。

　ネイトとサリーのトレジャーハントを邪魔する謎の女性ジョー・ブラドック役（タティ・ガブリエル）を、アニメ『鬼滅の刃』蜘蛛の鬼（姉）役などの白石。ネイトの兄サムの少年時代を、アニメ『KING OF PRISM』大和アレクサンダー役などの武内が務める。

　記事に掲載した日本版ポスターには、「誰よりも早く50億ドルを奪い取れ――　地図にない場所（アンチャーテッド）から」という言葉と共に、これから起きる出来事を見据えるかのような表情のネイトを中心に、険しい表情のサリーやモンカーダら、同じ財宝を奪い合うことになる面々が大きく写し出され、往年のアドベンチャー大作を彷彿とさせる。