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市井紗耶香、立民からの参院選立候補を辞退 「子育てと選挙活動を両立する厳しさを痛感」

 元モーニング娘。の市井紗耶香(38)が24日、今夏に行われる参院選について立憲民主党からの立候補を辞退すると自身のインスタグラムで発表した。

市井紗耶香 (C)ORICON NewS inc.

市井紗耶香 (C)ORICON NewS inc.

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 インスタでは「私、市井紗耶香は、夏の参議院選挙の候補予定者を、辞退させていただくことにいたしました。これまで支えてくださった皆様には感謝を申し上げます。じっくりと考えさせていただく時間もいただき想いを受け入れてくださった立憲民主党の皆様、ありがとうございます」と報告した市井。

 「これまでつながる本部コーディネーターとして、全国を回らせていただきました。各候補者の応援、そして有権者の皆様、パートナーズの皆様との出逢いの中で声を聴き、共に考え、その想いを政治に反映できるきっかけ作りが、コーディネーターとしての役割であったと実感しております」とし、「またコロナ禍で子育てをしながらあらためて政治と生活は切っても切り離せない大切なつながりがあることを実感した2年間であった一方、とりわけ子育てと選挙活動を両立していくことの厳しさも痛感し、こころやからだの健康面をケアしていくことの大切さも気付かされました」と心境をつづった。

 その上で「子どもを抱えて選挙に出ることは本当にハードルが高く、その結果、女性候補者が少ないことも事実です。与野党を超えて、女性が活躍できる社会となることを願ってやみません。今後は様々な現場で身近に見えた課題をみなさんと同じステージで、より等身大に、そして私なりに前向きに社会に貢献できることを探していけたらと思います」と問題提起ととに今後を展望した。

 「これから先も子を持つ母として、働く人して、女性として、様々な生きづらさを抱える当事者として視野を広げ、主体的に社会へ関わり参加していく持続可能な取り組みは続けてまいります。出逢えるご縁をたいせつに思いやり、感謝の気持ちを忘れずに愛を持って活動してまいります」と決意をつづっている。

 市井は4児の母であり、2019年7月の参院選に比例で立候補し、落選していた。

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