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オラつく“チンピラ文鳥”、元迷子鳥…「飼い主さん大好き!」感情豊かな文鳥たちに反響

 一途で愛情深いともいわれる文鳥。時には激しい嫉妬を全面に出して飼い主を取り合ったり、飼い主の手に潜りこんでまどろんだり…そんな感情豊かな文鳥たちの姿がSNSで人気だ。そのなかでも注目を集めた3人の飼い主さんに、小さなからだでめいっぱい“愛憎”を表現する文鳥たちの姿について話を聞いた。

オラオラ振りがすごいと話題になった文鳥たち(写真提供:たかはらさん)

オラオラ振りがすごいと話題になった文鳥たち(写真提供:たかはらさん)

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■「何ジロジロ見てんだよ!」オラつく“チンピラ文鳥”、飼い主を取り合い嫉妬する姿に反響

 「何ジロジロ見てんだよ!」そんな風に怒鳴りながら近寄ってくるように見える2羽の文鳥の動画。投稿者は、5羽の文鳥と暮らすたかはらさん(@ppp_tk_)で、この“チンピラ文鳥”動画には「おうおうおうおう!と言ってますね」「めっちゃオラついてるwww」といったコメントが寄せられた。

 なんでこんなに激しくオラついているのか? 実は、飼い主のたかはらさんを独り占めする別の文鳥に対して、2羽の文鳥が嫉妬を露わにした瞬間を撮影したものだという。

 「(動画に映っているのは)白文鳥のテリちゃんと、桜文鳥のブンちゃんです。もともとは別のシルバー文鳥を撮影していたのですが、それを見た白文鳥と桜文鳥が、シルバー文鳥にムカついて迫って来ているという状況です。桜文鳥が『ギャロロ』と怒ることはよくあるのですが、白文鳥が桜文鳥の前に出て来てまで怒り狂うのは、換羽期などのイライラしている時期が多いですね」

 たかはらさんが特にかわいいと感じる文鳥たちの魅力は、嫉妬深いところと喜怒哀楽がわかりやすいところだそう。

 「放鳥中にスマホを持っていたり、ほかの文鳥を手に乗せていたりすると、それを見た文鳥が『ケロケロ』と言いながら寄って来るので、『その手は私のなのに!』って嫉妬しているんだろうなぁ、わかりやすいなぁ、かわいいなぁと思わずニコニコしてしまいます」

■保護から7年、飼い主の手が大好きな文鳥「私の手でいいなら、いつまでもいなさいよ」

 飼い主に撫でられるのが大好きな白文鳥・スティーブンちゃんの写真に大きな反響が集まった。ゲームをプレイ中の飼い主の手に潜り込み、ボタンを操作する手の動きを利用して撫でてもらおうとする姿に「かわいい」と多くの声が寄せられた。

 実は、スティーブンちゃんは7年以上前に保護された迷子の鳥。飼い主探しや突然の動物との暮らしの準備に奔走したというスカウター(@scauter_)さんに、保護当時の状況や現在のスティーブンちゃんへの想いについて話を聞いた。

 ある日、道で宅配の配達員さんの肩に白い鳥が止まっている場面に出くわしたスカウターさん。困惑しながらも、警察署で拾得物として保護してもらった。近所や迷子鳥情報サイトに掲載するなど飼い主探しに奔走するも連絡はなく、警察での保護期間(7日間)が過ぎ、鳥を飼育するのは初めてだったが自宅で預かることを決意。SNSでのアドバイスや書籍、近所のペットショップの店員さんから飼育方法や接し方を教わったという。

 半年経過するまでは、保護のつもりで“預かりもの”として名前を付けずに過ごしたスカウターさん。これまでの飼育経験は金魚くらいだったというスカウターさんにとって、スティーブンちゃんとの触れ合いは戸惑いが大きかったそう。

「最初はとにかく小さすぎるし儚すぎて怖かったです。しかし文鳥は基本的にいやなものには攻撃をビシバシするし、驚けば安全地帯まで勝手に逃げるし、しっかり主張できる生き物です」

 スティーブンちゃんの魅力に気づいた瞬間について聞くと、「そういう正直で凶暴な生き物が、部屋のどこにも飛んでいかず勝手に手の中でスヤスヤ寝ているのを見て『わたしの手でいいなら、まあいつまでもいなさいよ』と思うようになりました」と話してくれた。

 
 「相手による対応の違いがひどい」というコメントと共に投稿された桜文鳥・つなちゃんの動画。動画の投稿者・たろぽちさん(@taro_pochi)が妻と順々に、つなちゃんと指で遊ぶ様子を映したもの。妻の指は大人しく受け入れるのに、たろぽちさんの指が近づくと激しく攻撃するという態度の違いに「めちゃくちゃ笑った」「ちゃんと区別しているのすごい!」と反響が集まった。

つなちゃんには、いつも冷たい対応をされてしまうというたろぽちさん。この日は特にはっきりと変えてきたのが面白くて撮影したそう。

「つなと奥さんが楽しそうにしていたので、真似したら文鳥に怒られたというものです。つなは奥さんのことが大好きで、私に対してはいつもこんな感じの対応です。奥さんが不在のときは触らせてくれるのですが…」

 冷たい態度に慣れているものの、やはりへこむというたろぽちさん。「慣れてはきましたが、実はもう一羽いる文鳥・うににも同じような対応をされつつあり、さすがにへこんでいます。そんなに文鳥に嫌われるようなことをしたつもりはないのですが…単純に奥さんが文鳥界でモテモテなだけだと思っています」と寂しい様子も見せた。

 冬には、つなちゃんの好きなみかんをなるべく毎日一緒に食べ、仲良くなる努力をしているというたろぽちさん。それでも妻にはなかなか勝てないそうだが、半年ほど実家に預けることがあった際にも顔を覚えていてくれるなど感動することもある。

 「だいぶ歳を重ねて体調不良なことも多くて心配ですが、大切な家族として、健康に長生きしてほしいです」

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