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有村架純「背中を押せる存在になりたい」 “職業もの”作品への意欲も

「最近は、いろんなことを柔軟に受け止め合う世界が近づいて、それだけでちょっと空気が吸いやすくなってきたような気がする」。そう語る女優の有村架純(28)が、ファッション誌『with』3月号(1月28日発売)“Special EditionのCOVER GIRL”に登場する。

『with』3月号特別版の表紙を飾る有村架純

『with』3月号特別版の表紙を飾る有村架純

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 インタビューテーマは「変化を楽しむ」。20代後半といえば、社会人として数年のキャリアを積み、できることが増える一方で、マンネリを感じてしまう時期でもある。そこで、有村流の“日常の変化を楽しみ、更新していく”術を、「ちょっと日常から離れるリセットタイム」「カラダを大切にするための日課」「30代に近づいてきた今のファッションの楽しみ方」「仕事への向き合い方」と4つのカテゴリに分けて聞いた。

 2021年に公開された映画『花束みたいな恋をした』は、今でも話題に上がるほど同世代の女性たちから共感を得て大ヒット。時代のミューズと呼ばれ、たくさんの賞を受賞した。ラブストーリーといえば、有村の代名詞のように思えるが、やり続けることの難しさも感じていたという。

 そこで、「仕事への向き合い方」については、より深く探るため、ロングインタビューに。2022年は「役を通じて、自分にも新鮮な学びがあるのはもちろん、観てくださる人に寄り添って、背中を押せる存在になりたい」と職業ものの作品への意欲も語った。

 そして、これからやってくる30代については、「楽しみでしかないです」と即答した有村。「最近は多様性が重視される世の中になってきて、いろんなことを柔軟に受け止め合う世界が近づいてきたような気がしているんです。それだけで、ちょっと空気が吸いやすくなってきたような気がします。もう、そういうのは考えなくていいよね、って何を言われても怖くないという気持ちにもなっています」。

 表紙や誌面のビジュアルは、より大人に変化していく姿を体現するべく、オファー時から、「今までのwithでの表紙とはひと味違う」有村を見せすることを目標に進めてきた。表紙はFENDIのネイビーセットアップを、中ページでは、ボッテガ・ヴェネタのオールブラックのニットワンピースと、ハイブランド中心のスタイリングで撮影した。

関連写真

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