上方落語家の四代目 桂春團治(73)が17日、大阪市内で歌手デビュー会見を行った。シングル「大阪人情しぐれ」を22日にリリースすることが決まり、「(2018年に)70歳を過ぎて恥をしのんで四代目 桂春團治を襲名させていただき、恥をしのんで(歌手デビュー)というのはそれ以来です」と冗談を交えながら、歌手活動に意気込んだ。 「大阪人情しぐれ」とカップリング曲「人生泣き笑い」は、ともに大阪の落語家の生き様を描写。高橋直人氏が作詞し、田浦高志氏が作曲を手がけた。「大阪人情しぐれ」については、春團治は「熱い鉄板 お好み焼きに 苦労刻んで 隠し味」の歌詞が好きだと明かし、両曲ともに「(ファンへの)感謝の気持ちをあらわしていただいた。結構なものをつくっていたいだ」と喜びもひとしお。 レコーディングについては、「(落語では)先代の春團治をはじめ上方四天王すべてに稽古をつけてもらったけれど、あらためて習ううれしさ、喜びを感じました」と回顧。歌詞の大阪弁にこだわり、歌声はもちろん、春團治ならではの「語り」も聴きどころになる。

この記事の画像

  • 73歳で歌手デビューを果たした四代目・桂春團治 (C)ORICON NewS inc.
  • 歌手デビュー会見に出席した(左から)四代目・桂春團治、田浦高志氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 歌手デビュー会見に出席した桂春團治 (C)ORICON NewS inc.
  • 歌手デビュー会見に出席した桂春團治 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索